students_voices 在学生に聞いた成長体験談

#05

「世の中の犯罪を

減らしたい」

人科大で見つけた

法務教官という最終目標

中尾 侑貴

中尾 侑貴 さん

心理学科 3年次生

京都府立西城陽高校出身

入学・専攻の決め手

「警察官」からの方向転換

幼少期からずっと憧れていた職業は、警察官。ですが、高校3年のまさに進路を決める時期に未成年の非行に関する書籍を読んで、将来の犯罪を減らすために心理学が活きるのではないかと考え、進路変更を決意。関西で心理学について学べる大学を探す中で人科大と出合い、指定校推薦で入学しました。

私の好きな授業

地獄…!?だけど夢中

学生が検査者と被験者に分かれて行う実験の授業が面白いです。
例えば、錯視(目の錯覚)をテーマに、全15回の授業を5人の先生がリレー形式で教えてくれます。次の授業までの1週間で論文を仕上げて、授業を受けて、論文を仕上げて……を、ほかの授業の課題もやりながら繰り返すので「もう地獄じゃないか!」と思うんですけど(笑)、夢中で取り組んでいます。

成長したポイント

学んだことを即実践

例えば、カウンセリングをする際は「否定してはいけない」など様々なポイントがあります。そういった授業で学んだことの一つひとつが身に付いていて、例えば高校の友人と遊ぶときも、相手のことを気遣ったり自分の言葉の重みを考えたりできるようになりました。それは、大学のグループワークでも活かされていて、ゴールに向けてチームのバランスを考えながら必要な役割を担ったり、みんなが議論に参加しやすいような声がけをしたりしています。また、スチューデント・アシスタント(SA)として履修登録相談会でのアドバイスや入学後の学生に対して心理学科の説明を行う機会があり、初対面や年齢の違う人との接し方、話の引き出し方などを学べています。

人科大・学科の魅力

思考、世界の広がりを実感

心理学科で学んでいると、それぞれの専門分野に精通した先生が僕らのことを親身に考えて教えてくださっていると感じます。特に、禅問答のような問いかけで新しい思考を生み出そうとしてくれる先生が大好きですね。また、学生も心理学を学ぼうとするだけあって、あたたかい人が多いです。人科大は、対人援助を学べる様々な学科があるので、他学科の学生と交流することで、自分の世界を広げられるのも魅力だと思います。

在学中の目標・将来の夢

卒業後は大学院へ

実現したいのは、「世の中の犯罪を減らす」ということ。大学卒業後は、大学院に進んで公認心理師の国家資格を取得したいと考えています。そして、スクールカウンセラーなど未成年の子どもたちと関わる仕事に従事し、ゆくゆくは国家公務員試験を受けて少年院や少年鑑別所などに勤務する法務教官となりたいと思います。

中尾 侑貴

人科大は、将来に活かせる様々なきっかけがある大学だと思います。僕自身も、大学院の方とお話しして法務教官という自分の夢を実現できるような仕事を知ることができました。ぜひ、他学科や他学年の学生や先生との交流を大事にしてもらえたらと思います。