students_voices 在学生に聞いた成長体験談

#07

年次を重ねるごとに

明確になっていく

作業療法士として

活躍する未来

井本 大晴

井本 大晴 さん

作業療法学科 4年次生

兵庫県立尼崎高校出身

入学・専攻の決め手

OCで感じた先生と学生の良い距離感

高校生の頃に、障がいなどがあって体を動かすことに不自由さを感じている子どもたちを支えたいと考え、作業療法士を志しました。人科大のOCに参加してみると、優しく説明してくれるのはもちろんですが、先生と先輩たちのコミュニケーションの様子から仲の良さが伝わってきて良いなあと思いました。また、専門分野に特化した先生が多く、ぜひここで学びたいと感じました。

私の好きな授業

臨床現場での実習経験を授業に活かす!

3年次に「評価実習」で2週間、病院で障がいのある方の観察・評価などを行いました。そこで、スーパーバイザーが対象者の方に違和感がないように身体を動かしながら評価を行い、対象者の方の安全を守るリスク管理を大事にされている様子を間近で見ることができました。それから一層、現場を意識して学ぶようになり、「身体障害作業療法治療学」などは特に力を入れて取り組んでいます。

成長したポイント

高校時代とは違う自分になれた

高校時代は人前に出ることが苦手で初対面の人と話せないぐらいだったのですが、克服したいと思い、オープンキャンパス学生スタッフ「SHINE★NINKA(シャイニンカ)」にチャレンジ。新入生向けオリエンテーションのプログラムを企画・実施したり、説明担当に立候補したりしながら、3年間でコミュニケーション能力を身に付けられたと思います。

人科大・学科の魅力

授業外の実技練習も先生がサポートしてくれる

OCで感じた先生と学生の距離感の近さは、今も変わらず実感しています。作業療法学科は実技練習が必要なのですが学生だけでは解決できないことが多くあります。すると、先生が練習の様子を見に来てくださり、私たちが学びやすいように資料を作成してくださるなど、常に親身に指導していただいています。また、先輩が後輩の面倒を見たり学んだことを教えたりするという文化が受け継がれているのも、作業療法学科の魅力だと思います。

在学中の目標・将来の夢

興味のある身体障がい領域に進みたい

作業療法士は活躍の幅が広く、国家試験に合格するという目標は同じですが、その先のキャリアイメージは学生一人ひとり異なります。私は身体障害領域に興味があるので、卒業までにしっかりと患者さまに合った治療方法や関わり方を学びたいと考えています。年次を重ねるごとに自分が今まで学んできた知識が実技を通してつながっていく手応えがあり、もっと知識を深めたいと感じています。卒業後は、発表会や論文にも取り組んでいきたいです。

井本 大晴

作業療法学科では、覚えることが多く、自分の技術を向上させるためには毎日の勉強と復習が必要です。ですが、私も高校までは分からないことをそのままにしてしまうような学生でしたが、先生や友人に支えられて今があります。年次を重ねるごとに将来の夢が明確になる喜びを感じながら、友人たちとの思い出作りも大事にする、そんなキャンパスライフを送ってみませんか。