students_voices 在学生に聞いた成長体験談

#08

言語聴覚士として、

患者さまの

「食べる」を

サポートしたい!

竹中 星来

竹中 星来 さん

言語聴覚学科 3年次生

大阪府立淀商業高校出身

入学・専攻の決め手

チーム医療の観点で感じた人科大に魅力

介護士として働く両親からの影響もあり、高校の福祉科に進みました。言語聴覚士に興味を持ったのは、高校の介護福祉士実習で嚥下(えんげ)のリハビリをしている様子を見たのがきっかけです。チーム医療の重要性にも気づくことができ、人科大であれば言語聴覚士を目指せるだけでなく、ほかの医療職についても学ぶ機会がある点に魅力を感じました。

私の好きな授業

患者さまの命に関わる仕事という実感

「嚥下障害学」です。病気などによって食事を飲み込むことが難しい患者さまを対象にしたリハビリについて学ぶのですが、授業の中では、実際に病院で使用している「とろみ剤」を試飲したりリハビリで使用する道具を見たりする機会があり、実践的で興味深いです。同時に、一つ間違えたら患者さまの命に関わる責任のある仕事だという実感が得られ、知識も技術もしっかり身に付けようという意識が高まります。

成長したポイント

友人たちと身に付けた学習習慣

計画的に学習や物事に取り組む力が身に付いたと思います。課題が多く出るので、まず紙にやらないといけないことを書き出して順番にやるなど、やる気を維持しながら効率良く取り組む方法が分かってきました。毎日新しい知識を吸収するのは大変ですが、講義後にはノートを整理してまとめるほか、グループLINEで友人たちと「次テストこういうとこ出るんじゃない?」と共有したり、アプリで問題を作って送り合ったりしています!

人科大・学科の魅力

将来に活きる他学科交流

1年次生の「対人援助演習」では、言語聴覚士以外にも、理学療法士や作業療法士、社会福祉士といった職種の仕事内容について、その学科の先生たちから直接教えていただいたり学生同士の交流ができたりと、有意義で楽しかったです。ほかの医療職がどのような支援を行っているのかを理解できるのは実際の現場での連携において重要であり、人科大の魅力だと思います。また、各授業で「実際の臨床現場では……」といった具体的な話が聞けたり、失語症の患者さまのリハビリの様子を見学する機会を設けてもらえたりなど、将来の道について考える機会が多いと思います。

在学中の目標・将来の夢

手話を習得し、幅広い患者さまに対応したい

入学時から変わらず、嚥下のリハビリに携わりたいと考えています。成人分野か小児分野か、といった具体的なことは今後の実習などを通じて決めていきたいです。また、聴覚障がいのある患者さまと円滑にコミュニケーションをとれるようになりたいので、手話検定合格を目指しています。手話というスキルを身に付けることは、自分の強みを1つ増やすことにもなると思います。

竹中 星来

人科大は、先輩に相談できるスチューデント・アシスタント(SA)制度が充実していて、先生にも相談しやすい環境が整っているので、安心して学校生活を送ることができます。勉強方法などに悩んでいるときも、先生が「先輩に聞いてみたら」と先輩を紹介してくださり交流できるなど、アットホームな雰囲気です。