大阪人間科学大学 学長ブログ

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大阪北部地震の1週間

2018年7月10日

6月18日に発生した北部地震、未だに小規模で数も少なったとはいうものの余震が起こっています。震度5強の揺れで、本学の敷地や校舎、研究室などの施設・設備に少なからずの被害がありました。そのため、地震発生当日の18日、安全確認のため19日、20日と3日間の休校となりました。学生の皆さんにはご迷惑をおかけしました。
さらに、7月5日~8日までの豪雨で6日の午後と7日も休校になりました。豪雨の影響は次回に述べることとし、今回は大阪北部地震の1週間の状況について報告をします。

6月17日 第3回オープンキャンパス実施

6月17日は天候にも恵まれ、第3回のオープンキャンパスが開催されました。

この時期の開催としては過去最多の参加者数となり、各プログラムも充実し、相談コーナーにも多くの高校生・保護者が訪れ、先輩学生のシャイニンカの学生達の活躍も目立った熱気溢れる1日でありました。

この結果から、2019年度入試での入学者の増加が大いに期待できるオープンキャンパスであったと喜んでいました。

しかし、まさか、その翌日に強い地震に見舞われるとは想いもよりませんでした。


6月18日 大阪北部地震

6月18日朝7時58分に高槻市内を震源地とする震度6強の地震が発生しました。
各交通機関は運転を見合わせ、被害の状況が時間が経つにつれて報道されました。小学校のプールの壁の崩落で女児が亡くなるなどの人的被害や建物の崩壊などが多く起こりました。大阪人間科学大学でも震度5強の揺れで、敷地や校舎、研究室などの施設・設備に少なからずの被害がありました。

そのため18日は休校措置を行いました。なお、すでに登校していた学生達には安全に留意し帰宅するよう注意を促し、HPでも周知しました。ただ、通学・通勤途上の人たちにとっては、列車が止まり、運転見合わせが長時間にわたったため、多くの帰宅難民が生じました。

このような中で本学の学生の安全確認が取れたことにほっとしています。


6月18~20日 休校

揺れが落ち着いてから、18日は校舎や教室等の被災状況を確認し、翌19日は1日かけて学生の安全確保が可能かの判断を行うための休校と決めました。
さらに、翌20日は学生が安全に登校・学習できるよう、危険箇所の応急措置を行うとともに、交通の運行状況、近隣の被災状況も踏まえて計3日間を休校としました。今後、補講については追って連絡します。


6月21日 授業再開

21日にやっと授業を再開しました。施設・設備等は修復できていないところはあるもののなんとか授業を行うことができ、大学で学生の皆さんの元気な声を聴くことで活気を取り戻すことができました。今後、大きな余震がないことを祈っています。


6月23日 FC大阪x大阪人間科学大学パートナーシップDAY

今年から本学とアカデミックパートナー契約を締結しています大阪からJ1リーグ3番目を目指すプロサッカークラブ「FC大阪」の公式戦が「FC大阪x大阪人間科学大学パートナーシップDAY」特別企画として、大阪市の長居公園のヤンマーフィールドを会場として行われ、私が開会の挨拶とキックインセレモニーをさせていただきました。

当日は生憎の強い雨で参加者数も少なく残念でしたが、理学療法学科の学生たちが試合の進行の手伝いを行い、理学療法士やアスレチックトレーナーを目指す者にとっては、貴重な良い経験になったと考えています。

学生達の活躍の甲斐もあり、「FC大阪」が快勝するゲームでした。地震の週末に少しは元気がもらえたと信じています。(詳細はコチラ!)


梅雨入りの中での熱気あふれた活動

2018年6月15日

6月に梅雨入りしたとは言え、余り雨も降らず、一日の気温差が大きく体調を崩しそうな気候の中、その鬱陶しさを吹き飛ばす多くの熱気あふれた行事や活動が行われました。


6月7日 FA対抗バレーボール大会

学生課と学友会が中心となり企画された1年次生のFA対抗バレーボール大会が行われ、選手だけで無く応援学生も含め、活気ある大会でした。33チームの参加があり、33試合の熱戦が繰り広げられました。

試合は審判を務めた学生課の白藤さん、学友会役員や先輩学生のおかげで順調に進み、ベスト4には理学療法学科3チームと社会福祉学科1チームが残りました。

3位決定戦と決勝戦は私が審判を務め、ほぼ30年振りの審判で不慣れな点もありましたが、なんとか無事に終えることができました。

決勝戦はその名にふさわしい熱戦の末、晴れて優勝したのは理学療法学科の杉生FA1チームでした。運動技能は言うまでも無く、チームワークの良さが際立った結果の栄冠だと感じました。

その後、表彰式で優勝杯と賞状、記念品贈呈を行い、さらに記念撮影を行いました。参加者の皆さんの全力を尽くした達成感がにじみ出ていました。なお、決勝戦に限らず、自分のチームを声を合わせて応援する姿に、ほのぼのとした清々しい思いをしました。

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6月9日 保護者懇談会

保護者懇談会は、一昨年度までの大学祭と同時期の10月実施を昨年から6月実施に変更したことで参加者も年々増加し、昨年の1.4倍となりました。

特に1年次生の保護者が約半数あり、入学後の学生生活に強く関心を持たれていると感じました。保護者の皆様方は講演、説明会、個別懇談会に熱心に参加されていました。さらにスタッフとして参加した多くの教職員の熱心な姿も印象に残っています。


6月10日 校友会総会・講演会・シンポジウム・懇親会

校友会総会・基調講演・シンポジウム「卒業生によるトークライブ」・懇親会が行われました。

総会では昨年度の事業報告、決算報告、今年度の事業計画、予算案を審議し、原案通り承認されました。なお、今年度の新規の事業として、在学生向けの「自己啓発支援基金(仮)」と卒業生向けの「卒業生小集団活動支援基金(仮)」が企画され、多くの応募があり、校友会活動が活発になることを願っています。

次に、基調講演として私が「10年後以降の近未来社会に求められる人材」~その中で今、人科大が果たすべき役割~について30分程話しました。
急激な時代の変化とAIの発達で10年後には今の仕事の半分は無くなってしまうと危惧されています。その時こそ「人を大切に」「心を大切に」する時代であります。まさに我が人科大で学修した人材が必要とされるとまとめました。

休憩を挟んで、介護福祉コース卒業生中田有紀さんの音楽ユニット「花柄ランタン」のミニライブが行われ、透き通るような声に心が癒やされました。

シンポジウムではコーディネーターの柏原教授の進行により、福祉・保育・特別支援教育・医療現場等で活躍中の4名の卒業生がシンポジストとして、それぞれの活動報告と想いを語って頂き有意義なひとときを過ごすことができました。卒業生のためになる話を在学生や高校生にも聴かせたい内容でした。

最後に場所を変え、私も含め教職員も参加して懇親会が和気あいあいと進行し、先程の「花柄ランタン」のライブや抽選会等で大いに盛り上がりました。

歴史の浅い大学ではありますが、役員の方々のご尽力で盛り上がったこのような校友会行事に、今後はできるだけ多くの卒業生が参加されることを願っております。


このように、梅雨期の不安定な気候にかかわらず、それを吹き飛ばすような熱気あふれる活動で、大阪人間科学大学は燃えています。


5月の取り組みと6月の行事予告

2018年6月 6日

「5月の取り組み」

前期の授業が始まり1ヶ月が過ぎ、日に日に暑さが増してきました。5月の取り組みについて紹介します。


<5月18日~20日>
一般社団法人全国私立学校教職課程協会(教職課程を設置している私立大学419校加盟の全国組織)の理事会・総会・研究大会に役員として参加しました。
文部科学省からの情報提供や全国各私立大学での取り組みの発表などを通じて、各私立大学の教職課程の充実・発展に繋げる大会です。(阪神地区の組織、阪神教協は5月16日に総会・課題研究会が行われ参加しました。)


<5月24日>
学生募集全体会議とFD・SD研修を実施しました。
学生募集全体会議では、大阪人間科学大学の良さを多くの高校生・高校教員・保護者の皆さんに理解してもらえる取り組みを行うことで、今年度以上の入学者を確保できるよう、大学全体で打ち合わせ会議を行いました。学生の皆さんにとって、多くの後輩が入学することで、活気ある大学になって欲しいとの願いがあります。
FD・SD研修では「教育評価の考え方と実際」をテーマに岡田子ども保育学科長から分かり易く説明頂き、今後の各学科・専攻での取り組みに大いに参考になったと思っております。


<5月25日>
大学コンソーシアム大阪の理事会・総会に参加しました。大阪の42大学の連携組織で、力を合わせてより良い教育環境を整えるための会合です。


<5月26日>
子ども保育学科ホームカミングデーに参加し、冒頭に挨拶させて頂きました。子ども保育学科は卒業生がオープンキャンパスでも多数活躍してくれています。(当日の様子はコチラ!)


<5月27日>
今年度2回目のオープンキャンパスが実施され、シャイニンカの皆さんの活躍などで熱気のある1日となりました。終了の15時を過ぎても熱心に相談している高校生がいつも以上に多くいました。
次回6月17日もより多くの参加者で熱気溢れるオープンキャンパスとなることを願っています。
(なお、学外の進学相談会も各地で実施しております。私は、4月28日の「あべの」と5月26日の「梅田」での説明会に短時間ですが参加しました。)


<5月31日>
介護福祉学校の係る定期指導調査が実施され、近畿厚生局から3名の調査員が来られ、1日かけて書類調査及び施設・設備調査が行われました。最後に講評が有り、「指摘事項なし」との評価を頂き、本学教職員の日々の着実な取り組みの成果だと喜んでおります。



「6月の取り組み」

次に、6月の取り組みの予告を行います。


◯6月7日 FAバレーボール大会
毎年恒例の大いに盛り上がる1年次生のFA対抗の大会です。今年もドラマを期待しています。
優勝チームには優勝カップと商品があります。決勝の試合は私が審判として笛を吹こうかなと考えています。


◯6月9日 保護者懇談会
以前は10月の学園祭の時でしたが、昨年から、1年次生は大学に慣れてきた頃、4年次生は就職活動が盛んになるこの時期に行っています。多くの保護者の参加を願っています。


◯6月10日 校友会総会
本学卒業生の同窓会組織「校友会」の総会が13:00から行われます。
本年度は、総会後、私が基調講演、子ども保育学科の柏原教授の司会で社会人として活躍している卒業生達の活動報告を踏まえたシンポジウムを行います。多くの参加を待っています。
参加者にはその後懇親会を用意しています。また、卒業生の歌手「花柄ランタン」の演奏も聴くことができます。お楽しみに。(詳しくはコチラ!)


◯6月17日 オープンキャンパス
先輩学生のシャイニンカの活躍が期待できます。今年度3回のオープンキャンパス、多くの参加を願っています。(詳しくはコチラ!)


◯6月23日 FC大阪×人間科学大学パートナーシップDAY
今年から本学とアカデミックパートナー契約を締結しています大阪から3番目を目指すプロサッカークラブFC大阪の公式戦で、私が開会の挨拶とキックインを行います。多くの人々の観戦をお待ちしています。(詳しくはコチラ!)