トップページ 大阪人間科学大学のヒト 大阪人間科学大学の教員たち
メインビジュアル
大阪人間科学大学の教員たち
保健医療学部 理学療法学科
奥村 裕准教授
写真
写真
自己紹介
学生の意見をよく聞いて何を悩み、何を目指しているのかを理解するようにしています。そんな私にキャッチフレーズを付けるなら、「腰の低い教員」でしょうか。適切なアドバイスができるようにも努めています。
教育・研究について
私の専門である運動器障害において患者さまの症状は多岐に渡ります。だからこそ、大学の4年間で「こうすると、うまくいかない」というケースを数多く経験し、その度に「どの対応をするか」を真剣に考える姿勢を身に付けてほしいと考えています。将来、臨床場面で起こり得る様々な問題を解決する力の土台になるからです。
受験生へのメッセージ
どんな疾患であっても、患者さまがより良い人生を送れるように全力でサポートする理学療法士を目指してください。そのために、まず「人として、どのような人生を送りたいか」から考えてほしいと願っています。
樋口 隆志助教
写真
写真
自己紹介
あなたが理学療法士を目指す動機は、何ですか?私は昔、肩をケガして手術をした経験が、この研究に携わるきっかけになりました。安易なハウツーは教えられませんが、一人ひとりの動機や個性を尊重しサポートします。
教育・研究について
スポーツ選手の身体機能と障がいについて研究しています。中でも野球やバレーボールといった一側性オーバーヘッド競技選手における肩・肘障がいの原因となる身体機能と機能改善が専門領域。スポーツ理学療法には、未解明の部分が多く残されています。どうすればケガに悩む選手の心身をサポートできるかを探究します。
受験生へのメッセージ
大学では主体的に学修し、自ら感じ、考え、行動する力を育んでください。学びの中で重要性が低いと思われる事柄も、将来的に必ず役立ちます。知識・技術・経験の3つをできるだけ増やして視野を大きく広げましょう。
保健医療学部 作業療法学科
中川 友紀助教
写真
写真
自己紹介
リハビリテーション病院勤務を経て教員になりました。出産後、正社員からパートに切り替えて働いたこともあります。そんな私自身の経験を踏まえて女性のライフイベントとキャリアの両立についてもお話ししています。
教育・研究について
現在も週に1回病院に通い、臨床とのつながりを保っています。私自身が体験した症例を盛り込んだ楽しい授業がモットー。作業療法を行う上で最も重要なのは、対象者の方の思いに寄り添い「その人らしさ」を大切にすることです。一人ひとりに合わせた支援をするには、何が必要なのか。柔軟に考える力を身に付けましょう。
受験生へのメッセージ
学修に真剣に取り組むのはもちろん、クラブ活動やボランティア活動にも積極的に取り組んでください。何か一つ特技があれば、作業療法士として活躍する際の強みになるだけでなく、あなた自身の人生も豊かになります。
木下 亮平講師
写真
写真
自己紹介
幅広い領域を経験してきたため、学生のキャリアデザインのサポートには自信があります。現在は、VR(バーチャルリアリティ)を用いた医療事故予防の研究にも挑戦中。作業療法の最新動向についても詳しく紹介します。
教育・研究について
私たちが支援するのは、年齢も、仕事も、趣味も様々な人々。狭い価値観にとらわれず視野を広げ、対象者に合わせた支援をしなければなりません。授業では、作業療法士に必要な独自の視点を身に付けられるよう指導しています。旅行や映画、読書など五感で触れる体験を通じ、他者を理解する力をはぐくむ大切さも伝えています。
受験生へのメッセージ
日本に作業療法士が誕生して約60年。節目の100年を迎えるとき、私たちの職域はどこまで拡大しているのか。未来を見つめてキャリアデザインを行い、国際的にも注目される作業療法士の世界で活躍してください。
保健医療学部 言語聴覚学科
岡 孝夫助教
写真
写真
自己紹介
淡々として怖そうに見えるかもしれませんが、言語聴覚士という職業をこよなく愛する温和な人間です。私にとって学生を育てることは、何人もの患者さまの未来を笑顔に変えること。そう信じて教壇に立ち続けています。
教育・研究について
失語症の治療法を中心に研究しています。「失語症学Ⅰ・Ⅱ」「対人援助演習Ⅱ」などの授業で伝えているのは、私自身が病院や施設、在宅で接した患者さまを通して経験したことの数々。これにより座学では学べない現場感覚を養い、患者さまの気持ちに寄り添えるセラピストや対人援助者へと成長してほしいと思います。
受験生へのメッセージ
言語聴覚士の真の教科書は、患者さま一人ひとりの存在。決して楽な仕事ではありませんが、「話せた!」「食べられた!」と喜ぶ患者さまの表情が、感動とやりがいを与えてくれます。ぜひ、本気で目指してください。
川井 久和教授
写真
写真
自己紹介
学生に求めるのは、ただ一つ。学ぶ意欲です。わからないことをわからないままにしておかず、常に「なぜ?」と納得できるまで考える姿勢を大切にしてほしい。その熱意さえあれば、わかるまで丁寧に指導します。
教育・研究について
言語聴覚障がい学が研究領域です。言語聴覚士は、リハビリテーションなどの援助を通して症状の改善を図る専門職。一人ひとりの患者さまをよく見つめ、その症状がどのようなメカニズムから生じているのかを正しく理解してから言語訓練を行わなければなりません。そのため授業では、基本からしっかりと指導しています。
受験生へのメッセージ
子どもから高齢者まで多くの方々が、「話す」「聞く」「食べる」といった営みに困難を感じています。その気持ちを理解し、対応できる医療技術を身に付けてください。その先に患者さまの回復という喜びが待っています。
心理学部 心理学科
大野 太郎教授
写真
写真
自己紹介
学生を指導してきて思うのは、みんな人生に一生懸命だということ。その気持ちを受け止め、一人ひとりの熱意を少しでも良い方向に向けるようサポートしています。将来の日本のあり方などについても語り合いましょう。
教育・研究について
ストレスと共存しながら生活を楽しむ方法を探るストレスマネジメント、社会的規範から逸脱した行動の意味と効果を考える非行・犯罪の臨床心理学、人の悩みを見つめるカウンセリング心理学の3つが主な研究領域です。授業では、学生の興味を引き出しながら、仮説を立てて物事を考える姿勢と広い視野を持てるよう指導します。
受験生へのメッセージ
学び進めるうちに壁にぶつかっても、皆さんには自分で解決する力があります。私は、少し勇気が出せるように背中を押すだけ。心理学は面白い学問です。科学的に心を見つめる方法を学べば、人生は鮮やかに色づくでしょう。
中村 千珠助教
写真
写真
自己紹介
専門は臨床心理学。中でも身体疾患のある患者さまとご家族のQOL(人生の質)向上を目指す研究に携わっています。がん患者の方々が抱える喪失感や絶望感にどうすれば寄り添えるのか、実践を通じて考えてきました。
教育・研究について
臨床心理学は、心に向き合う学問です。だからこそ問われるのは、私たち援助者自身の心のあり方。言葉や態度に「心」がこもっていなければ、どんなことを語っても相手には響きません。講義では専門的技術や知識の指導に力を入れるのはもちろん、クライアント一人ひとりに真摯に向き合う大切さをしっかりと伝えています。
受験生へのメッセージ
人の心について理解したい、悩んでいる人の助けになりたいというあなたの思いを一緒に育てたいと願っています。相談者と向き合うことは、自分自身の人生を豊かにすること。ともに学び、ともに成長していきましょう!
人間科学部 社会福祉学科
時本 ゆかり教授
写真
写真
自己紹介
できるだけ学生に声をかけ、言葉で伝えるようにしています。私自身が明るい性格というのもありますが、社会福祉援助職を目指す人に「他者と関係する力」を高めてほしいという思いから。私も学生から学んでいます。
教育・研究について
私の担当科目は演習2、講義が1ぐらいの比率。多くの演習科目において学生には「興味」と「疑問」を持って取り組む大切さを伝えています。「なぜ?」が生まれたら、自ら確かめるために積極的に行動しましょう。福祉・介護は実践の科学です。その努力を続けるうちに、誰もが4年次には見違えるほどたくましく成長します。
受験生へのメッセージ
介護現場にICTやロボット機器が導入されるなど「科学的介護」の時代が到来しています。対象者本位の原点を忘れることなく最新テクノロジーも使いこなす技術と能力を養い、次代を担う専門家を目指しましょう。
吉池 毅志准教授
写真
写真
自己紹介
精神科病院のソーシャルワーカーとしての経験を土台に、様々な活動に取り組みながら病院や施設、教室などで人権が守られるための仕組みづくりを研究してきました。現在は、子どもの人権保障にも取り組んでいます。
教育・研究について
授業では、第一線で活躍する実践家を招いて語り合う機会を設けるなど学生の行動力の原点となる豊かな感受性を養うことに力を入れています。これらの学びを通じて人権保障への理解を深めてください。そして大人も子どもも虐待や暴力、屈辱にさらされることのない、人としての尊厳が守られた未来について考えましょう。
受験生へのメッセージ
社会福祉の知識があっても、支援対象者が「困っていること」に気づく力がなければ役に立ちません。人々の隠されたSOSに気づくセンスと、ためらわずに動き出すエンジンを備えた専門家になってほしいと願います。
人間科学部 医療福祉学科 視能訓練専攻
丸山 亜実教授
写真
写真
自己紹介
「どうすればもっと面白くなるか?」をいつも考えている好奇心旺盛な人間です。学生の皆さんに最新情報を伝えられるよう専門分野の勉強会や施設見学にも積極的に参加し、視能訓練士の可能性を探り続けています。
教育・研究について
これまで「小児専門病院」「総合病院」「小児専門外来」「開業医」「3歳児健診(継続中)」と様々な臨床現場に携わってきました。授業では、これらの豊富な経験をもとに多様な視点を提供しています。患者さまの役に立とうとする努力は、必ず実を結ぶもの。「あなたに会えてよかった」と感謝される専門家を目指してください。
受験生へのメッセージ
視能訓練士は、眼の状態がもたらす生活の急変から患者さまを守れる存在です。今後は、眼科医療と福祉を連携する役割も担うことになるでしょう。ますます重要になる「縁の下の力持ち」へ。若き立候補者を待っています。
桝田 浩三准教授
写真
写真
自己紹介
私は、眼科臨床で働く視能訓練士でもあります。現場では、どんな能力が求められているのか、そのために何をすべきかを伝えられるのが強み。勉強や進路に悩んだら、相談を。授業は難しくても、心は優しい人間です。
教育・研究について
専門は、眼光学・生理光学。屈折異常(遠視・近視・乱視)や近くを見るための調節機能が視力に与える影響、眼の疾病と見え方の関係性などについて研究しています。授業で伝えているのは、視能訓練士の真の価値。自分の知識や経験を患者さまに提供し、医療を通じて社会に貢献するすばらしい仕事だと知ってほしいと思います。
受験生へのメッセージ
臨床現場で活躍するには、専門的な知識と技術が不可欠です。でも不安になる必要はありません。学びを深める時間はたっぷりあります。視能訓練士という将来性ある仕事に挑戦してください。全力でサポートします。
人間科学部 子ども教育学科
須河内 貢教授
写真
写真
自己紹介
どんな研究者かと尋ねられたら、「拡散し続け、集束しない研究者」と答えます。つまり、好奇心を広げ続ける人間です。保育や教育の面白さ、学ぶことの面白さ、そして人間や自然の不思議さについて語り合いましょう。
教育・研究について
赤ちゃんは、どのようにして世界や自分自身のことを知っていくのでしょう。人の顔や名前、おもちゃの遊び方、それらの質感や匂いや色、さらには様々な技術や方法、社会のルールまで教わることなく学んでいきます。このように外界の対象を知覚し、判断することを「認知」と言い、その特徴やしくみ、発達について探ります。
受験生へのメッセージ
私たち人間は、人間のことを完全に理解しているわけではありません。特に赤ちゃんや幼児は、謎の多い存在。誰も解いていない問題を見つけ、「わからないということがわかる」楽しさを存分に味わってください。
豊田 典子准教授
写真
写真
自己紹介
専門は声楽。日本歌曲やオペラについて研究し、自分で言うのは僭越ですが年に複数回ステージに立つ現役のプリマ・ドンナでもあります。教育と声楽のプロとして努力を続け、ワクワクする楽しい授業に活かしています。
教育・研究について
音楽には、7つの力があると言われているのをご存知ですか。人に元気を出させ、心を落ち着かせ、痛みを和らげ、記憶を助け、記憶を蘇らせ、運動を引き出し、コミュニケーションを引き出す力です。皆さんには、音楽の力を信じて子どもとかかわり、その感性を喚起し心身の健やかな成長をはぐくむ人になってほしいと思います。
受験生へのメッセージ
ピアノが苦手でも大丈夫。演奏の喜びを感じられるまで一人ひとりに適した方法で指導し、採用試験に向けた課題曲の個人レッスンも行います。私とともに学び進め、音楽の知識と豊かな表現技術を身に付けましょう。