人間科学部医療福祉学科
視能訓練専攻
患者さまの視覚の状況を探り、
医師の的確な診療につなぐ
4年制大学で関西唯一、視能訓練士の国家試験受験資格が取得可能。

お知らせ
- 2023.6.26Topics
見えなくても映画をみる?~ボランティア参加~
- 2023.6.12お知らせ
年少さん視覚検診
- 2023.5.29お知らせ
視能訓練士の検査用具~プリズムの巻~
- 2023.5.11お知らせ
視能学実習Ⅰ
- 2022.9.12お知らせ
視覚障がい者ガイドヘルパー(同行援護従業者養成研修)
取得可能な資格等
取得可能な資格
- 視能訓練士 国家試験受験資格
目指す資格
- 視覚障がい者ガイドヘルパー
*(同行援護従業者・一般課程)
*在学中の取得を目指す資格
学びのPOINT

関西の4年制大学で唯一、視能訓練士の国家試験受験資格が取得可能
国家試験受験資格取得のために必要な専門知識と技術を積み重ねる4年間に、他職種の業務や関連知識を学ぶ機会も得られます。様々な対人援助のかたちを知ることは、現場で求められる視能訓練士の在り方を考える糧になります。

充実した国家試験対策講座
国家試験対策講座を設け、分野ごとに教員が解説。模擬試験で力を確かめながら指導を行い、全力でバックアップします。4年次の総仕上げとして、合計約100コマの対策講座や全5回の学内模擬試験を実施。到達度や課題を把握しながら合格を目指します。

少人数制&現場同様の機器で、
きめ細やかに技術を習得
専門性の高い眼科検査に必要な視能訓練の知識、技術をじっくりと学べる少人数制教育。また、医療分野の中でも機器類の進歩が早い眼科での勤務に対応できるよう、現場同様の機器を使用して理解を深め、技術を磨きます。

長期の学外実習で
多様な現場経験を積む
3年次後期と4年次前期に各9週間の実習を行い、計4か所の施設を経験。段階的かつ着実な成長を図ります。また、多様な現場の仕事を経験することで、将来のビジョンを明確にし、モチベーションを高めていきます。
4年間の学び
主な授業
学んだ知識を確かな実践力へと高める充実のカリキュラム。
授業と実習により、1年次から着実に前進し、国家試験合格へ。
1年次
基礎知識の定着
専攻専門科目
基礎科目
[主な授業例]
- 医学一般Ⅰ
- 基礎視能学Ⅰ
- 視能訓練学総論
- 視能学総論
- 視能矯正学総論
- 視能障害学総論 など
2年次
専門知識を深め技術を学ぶ
専攻専門科目
演習(実技)
[主な授業例]
- 視能矯正学演習Ⅰ
- 視能検査学基礎演習
- 眼科薬理学
- 神経眼科学
- 視能障害学各論Ⅰ など
3年次
授業・実習の中で基礎知識と手技を確認
専攻専門科目→授業(ゼミ)
学内実習→臨地実習
[主な授業例]
- 視能病理学
- 視能訓練学演習Ⅱ
- 視能学実習Ⅲ
- 視能検査機器学
- 視能矯正実践論
- 医療福祉学演習Ⅰ など
4年次
国家試験対策を強化
授業(ゼミ)→国家試験対策
臨地実習→就職活動
[主な授業例]
- 視能学実習Ⅳ
- 保健医療福祉と視能障害
- 視能訓練実践論
- 医療福祉学演習Ⅱ など
クローズアップ実習
規模や設備が異なる複数の現場で実践。
様々な視能訓練士の仕事を経験しながら、知識や技術を高めていきます。
3年次後期
学外実習の前に必要な
知識・手技を総合的に復習
- 学内実習
視能学実習Ⅰ・Ⅱ
9週間の臨地実習原則2か所にて現場の視能訓練士による指導を受ける
- 臨地実習約9週間
視能学実習Ⅲ
4年次前期
3年次の反省と経験をふまえ、さらに2か所の施設へ最終年次の自覚を持って臨む
- 臨地実習約9週間
視能学実習Ⅳ
実習先例
- 大阪大学医学部附属病院
- 兵庫医科大学病院
- 北野病院
- 京都第一赤十字病院
- 市立貝塚病院
- 渡部眼科
- 田村眼科
- ヤマネ眼科
- 松原徳州会病院
- 小池眼科クリニック
- レイ眼科クリニック
実習内容
① 実習前オリエンテーション
事務的な事項を含め認識しておくべきことを確認します。また、実習に臨む姿勢について考え、自らの目標を設定して準備を進めます。
② 事前指導
基本的な知識、検査の原理から結果の読み取り方までを確かめると同時に実習生としてあるべき姿についても考えます。
③ 実習中のサポート
実習記録を、実習先の指導者が日々確認し、現場の視点で指導します。学内の指導教員も逐次状況を確認しながら実習をサポートします。
④ 事後指導
ゼミ単位で「臨地実習報告会」を開催。各自の体験を共有しながら、視能訓練士としての自身の課題を再認識し、次の学びにつなげます。
キャリアイメージ
視覚にかかわる各領域で
卒業生が活躍中!
視能訓練士の仕事は大きく下記4つに分類されます。
総合病院や眼科クリニックなどでこれらの業務にあたります。
眼科一般検査
適切な診断・治療のために、視力・視野・屈折・眼圧をはじめ、幅広い検査を担当します。

ロービジョンケア
視機能が十分に回復しない方を対象に、視覚補助具の選定や使用方法の指導、情報提供などを行います。

視能矯正
弱視・斜視などの患者さまに対して、必要な検査及び機能回復のための視能訓練を行います。

検診業務
保健所や職場で行われる様々な検診に参加し、弱視や眼疾患の早期発見に貢献します。

視能訓練士
医療法人社団 渡部眼科
臨機応変さと正確さで患者さまの眼の健康に貢献します。
視力検査や視野検査に加え、白内障術前検査など幅広い業務を担当しています。子どもの患者さまの場合は、飽きないように声掛けをしながら正確に検査するなど臨機応変な対応力が重要。常に優先順位を考え状況を判断する姿勢も大事にしています。

2019年3月卒業
視能訓練士
社会福祉法人 恩賜財団
済生会滋賀県病院
常に研鑽を続け、信頼される専門家へ。
視力検査などの視機能検査や小児の視能矯正に携わっています。正確な検査はもちろん患者さまへの説明も重要な業務。「分かりやすかった」と笑顔で言っていただくと丁寧な対応の大切さを実感します。今後も研鑽を続け、オールマイティな専門家を目指します。

2017年3月卒業
主な就職先
- 東近江市立能登川病院
- いくの眼科
- カトウ眼科
- 小池眼科クリニック
- 田中眼科医院
- 増進会本田眼科クリニック
- 新緑会森井眼科医院
- 兵庫医科大学病院
- 順天堂大学医学部附属静岡病院
- 参樹会大月眼科本院
- 宇治武田病院
- 永井眼科
- 大阪市民病院機構
- 公益財団法人兵庫アイバンク
- 社会福祉法人京都ライトハウス
- 多治見市民病院