少しずつ暖かくなり春らしさが感じられるようになった三月の中頃に、大学院では有志のメンバーで他大学院との研究会に参加してきました。

本学大学院と京都大学大学院の院生たちが中心となって始まった小さな研究会で、それぞれの大学院のOBや教員も含めて20数名が集いました。

本学大学院からは、臨床事例の報告が、京都大学大学院からは修論にむけての研究発表が行われました。

会場は活発なディスカッションで盛り上がり、終始熱気に包まれました。

臨床であれ研究であれ、このように異なる大学院同士が集い、一つのテーマについてとことん議論を煮詰め、深めていくことのできる場の大切さに改めて気づかされる会になりました。

それぞれの大学院の発表者、そしてその場に参加していたすべての院生たちにとって、今後臨床や研究を続けていくための大きな刺激と糧を得たのではないかと思います。

研究会終了後は近くの料理屋さんでおいしい食事を囲みながら、それぞれ日々取り組んでいる臨床や研究について心ゆくまで語り合いました。

こういった他大学院との交流のおもしろさ、大切さを皆それぞれ胸に想いつつ、また来年集うことを約束して会はお開きになりました。