students_voices 在学生に聞いた成長体験談

#16

言語聴覚学科は

学べば学ぶほど

面白い!

藤原 耀司

藤原 耀司 さん

言語聴覚学科 3年次生

大阪府立大冠高校出身

入学・専攻の決め手

両親の影響で興味を持った言語聴覚士

言語聴覚士を目指すようになったのは、社会福祉士の父、幼稚園の管理栄養士の母から「言語聴覚士は今、様々な現場で必要とされている」と聞いたことがきっかけです。ちょうど高校生で進路に迷っているときだったので自分で調べたり、テレビ番組で言語聴覚士の方のドキュメンタリーを見たりして、勉強してみようと思いました。人科大の言語聴覚士の合格率の高さや、OCで参加した言語学の体験授業が面白かったことが、入学の決め手になりました。

私の好きな授業

新たな学びの連続

言語聴覚学科の授業は、新たな学びの連続です。たとえば、言葉を発する機能に問題がある症状の一つである「失語症」の授業では、「なぜ失語症になるのか」「どんな症状があるのか」「どんな事が困るのか」について、失語症の方の実際の映像も見ながら詳しく学んでいます。特に1、2年次は基礎知識を固めるが重要だと思います。

成長したポイント

グループワークや発表機会を活かす

授業ではグループワークや発表の機会も多く、高校生のときよりも話す機会自体が増えてコミュニケーション力が身に付いたと感じています。初対面の人に対しても躊躇なく話せる自信がつきました。

人科大・学科の魅力

学びやすく刺激のある環境

言語聴覚学科は、親しみやすい先生が多いです。仲良くなった先生とは冗談を言い合うことも。授業後は先生から質問タイムを設けてくれるので、気兼ねなく質問することができます。また、入学動機は様々ですが将来を見据えて真面目に頑張っている学生が多く、刺激になります。臨床現場では言語聴覚士と理学療法士が連携し、体を自分で動かせない方の支援を行うような場面もあるので、理学療法学科の先生や学生と交流できる人科大で学ぶことは有意義だと思います。

在学中の目標・将来の夢

命に直結する仕事を目指して

将来は、食べることや飲み込むことに障がいがある、「嚥下(えんげ)障がい」の方をサポートしていきたいと考えています。実習で行った病院は、重症度や緊急度が高い患者の治療を行う急性期病院で、意識が朦朧としているなど自分で食べられない方の支援を行っている病院でした。実習に行くまでは嚥下について正直なところあまり興味が持てていなかったのですが、いざ実習に行くと、食べることは命に直結していて、嚥下をサポートすることは命を助けることにつながる、やりがいの大きい分野であると実感しました。

藤原 耀司

言語聴覚士は、楽に学べて、簡単に資格を取得できるわけではありません。ですが、勉強していくうちに、どんどん興味がわき、仕事の意義を知ることで、頑張れるように思います。人の助けとなる仕事がしたい人は、ぜひ検討してみてください。