福祉的視点を
身に付けて
将来の道を
切り拓く!

岸本 剛虎 さん
社会福祉学科 4年次生
大阪府立渋谷高校出身
入学・専攻の決め手
誰かの相談に乗る仕事を目指して
高校3年生になって漠然と、誰かの相談に乗って役に立てるような専門職に就きたいと考えていたときに、スクールソーシャルワーカーの記事を読みました。子どもたちの悩みを聞きながら根本的な解決を一緒に目指す仕事に共感し、調べていくうちに人科大に出合いました。
私の好きな授業
新しい気づきにあふれたディスカッション
グループディスカッションを行う授業や、ゼミの授業が好きですね。授業では、事例や実際のニュース、先生が福祉の現場で経験したケースなどを取り上げて、グループごとに検討をしていくものが多いです。その中で、自分にない発想や考え方に触れ、吸収し、学びを深めていきます。ゼミでは、もともとスクールソーシャルワーカーの仕事をされていた先生の指導を受けています。自由度が高く、例えば「共同親権に賛成か反対か」など、一人ずつ興味関心あるテーマを選んで調べてきて、それを元にみんなで悩みながら意見を出し合っています。
成長したポイント
広い視野、福祉的な視点
実習で行政の相談所に行ったとき、ただ相談されたことを受け入れるのが正解ではなく、受け入れることでもしかしたらその人の可能性を阻害してしまうリスクがあると知り、広い視野を持つ必要性に気づくことができました。また、虐待のニュースについても、加害してしまう背景や、防ぐためにできることは何か、という視点で考えられるようになるなど福祉的な視点が養われていると感じます。
人科大・学科の魅力
3つの国家資格を目指せる!
とにかく先生が優しいです!研究室にふらっと入っても、質問に答えてくれます。ディスカッションでも、安心して発言できる空気がありますし、良かったときはちゃんと褒めてくれます。同級生も優しい人が多くて、お互いを認め合うような感じがありますね。もちろん、将来性という点で、社会福祉学科では、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の3つの国家資格を目指すことができるという大きな魅力があります。
在学中の目標・将来の夢
児童養護施設で働くという新たな目標
様々な分野の講義や先生との交流を通じて視野が広がり、入学当初思い描いていたスクールソーシャルワーカーを目指すのか迷いが生まれました。先生にも相談し、今は卒業後の進路について、児童養護施設で働き、社会的養護の必要な子どもの実態や入所後の支援のあり方について学びながら経験を重ねていきたいと考えています。まずは在学中に社会福祉士、精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカーの資格取得を目指します。4年次は、精神保健福祉士とスクールソーシャルワーカーの実習が始まるので、自分が働くことを想定しつつ、現場の空気感や職員の対人援助スキル・支援の過程について学びたいと考えています。

「福祉」と聞くと、特定の分野をイメージする人が多いかもしれませんが、私たちの生活はすべてが福祉につながっているとも言えます。それほど身近なものなので、社会福祉学科での学びは、必ず日常生活での気づきや、将来の暮らしに活きてくると思います。