大阪人間科学大学では、ファカルティ アドバイザー(FA/担当指導教員)制度を導入して、1,2年次の学習や大学生活など、一人ひとりに教員が寄り添い‘成長’のサポートをしています。
その一つに2年次生前期の『プレ演習』授業があります。岩田FAでは、1年次の学習の振り返りとして『フォトボイス』を取り入れた授業を実施しました。
大学や大学周辺にある社会資源について、グループになりテーマに沿った1枚の写真を撮ってきます。その1枚にタイトルとキャプチャーをつけてプレゼンテーション。その後、それぞれのグループが撮った渾身の1枚を見ながら、ワールドカフェ形式のグループワークを行いました。
なにげなく撮った1枚の写真、タイトルとキャプチャーをつけることで、『みんなが集まる場』『憩いの場』『ちょっと課題がある空間』など、社会資源のあり方を考える写真に変化していきました。
授業の感想を聞いてみると、「みんなの意見を聞くことで自分だったら気づけないこととかも気づけた」「同じ場所を撮影しているのに様々な意見があったため色々な視点から感じ取ることが出来た」「自分の感じたこと、他の人が感じたことを共有できるとそこから発展した考えが生まれる」などの意見がありました。
社会福祉学科では、体験型の演習授業を通じて、社会にあるさまざまなニーズを考えていきます。