今年も「音楽と表現Ⅱ」の履修生が、学内でオペレッタ学習発表会を開催しました。
オペレッタは、幼稚園や保育園で取り組まれる音楽劇です。学生は、自身が経験することでこどもに指導する力を獲得するためにこの劇に取り組みます。
作品作りには、個々の歌唱力・演技力が重要ですが、何よりもチームの人とコミュニケ―ションを取る力が求められます。「先生」と呼ばれる人になるために、音楽的なことだけでなく、いろいろな人と関わりながら、社会人としての基礎力を学ぶことも目的です。
今回は、「魔法よりもすごいもの」「おむすびころりん」「こびとのくつや」「ひらけごま!アリババととうぞく」の4つの演目に取り組み、演技構成、歌唱の音楽練習、大道具・小道具の制作も自分たちの力でやり切りました。参加した学生は、友だちの発表を温かく応援し、精一杯、今日までの成果を発表しました。緊張したけれど、楽しかったと話しくれました。何より、友だちと過ごした時間は、貴重なものとなったでしょう。
こびとのくつや。大きな定規や鉛筆も手作りです。
「おむすびころりん」のもちつきをするねずみたち。背景が上手と評判でした。
「おむすびころりん」おむすびとおじいさんとおばあさん。背景は点描できれいでした。
「まほうよりもすごいもの」仲良しのくまときつねが魔法使いのジョジョさんを助けます
「アリババととうぞく」ソロの多い作品。歌唱力が光る舞台でした。