本学大学院では、公認心理師の資格取得を目指すだけではなく、修士論文作成という形で研究もしていきます。
本学では、修士論文構想発表会、中間発表会、修士論文発表会等と、指導教員に加え、様々な専門分野の教員陣から指導を受けられる機会もたくさんあり、研究科全体でより質の高い研究を目指します。

2024年6月に開催されました第29回日本緩和医療学会 第37回日本サイコオンコロジー学会 合同学術大会 （神戸で開催）にて、本学人間科学研究科修了生が修士論文の研究をまとめ、「子育て中の乳がん患者のうつ状態に影響する要因の検討」と題して発表を行いました。そして、なんと、優秀演題賞をいただきました！！

今回は、２つの学会の合同学会ということで参加者が多く、とっても大きな会場での口頭発表となりました。
堂々たる発表で、学部生の頃から指導してきましたゼミ教員としては、成長を実感し、感慨深いものがありました。

この分野に関心のある院生や学部生たちも一緒に学会に参加し、応援しました！
学会に参加することは、最先端の実践や研究にふれる新たな学びとなります。
ほっとしたあとは、みんなで神戸スイーツをいただき、楽しみながら学んだ貴重な2日間となりました。

研究にご協力をいただきましたみなさまの一人ひとりの思いに真摯に応えるべく、臨床実践や研究にと頑張っていただきたいです。

心理学科教員　中村千珠