9週間×2施設、計18週間という長期間の実習を終えて、4年次生が久しぶりに学校に戻ってきました。
そこで、さっそく4年次生が実習指導者の先生のご指導のもとで経験した作業療法評価や治療を発表する「実習報告会」を開催しました。いくつかのグループに分かれて行い、今回は来年度に長期実習を経験する予定の学生にも先輩達の発表を聞いてもらいました。その時の様子と発表会に参加した3年次生の感想をお伝えします。

　あるグループの様子です。みんなとても真剣に発表を聞いていました。

　内容はご紹介できませんが、質の高い発表もたくさんありました。実習指導者の先生方のご指導をいただきながら、たくさんの経験ができ、実習前よりも大きく成長してくれたことが分かる発表会でした！

　発表を聞いた3年次生の感想です。先輩の発表が充実した内容だったので、3年次生も様々なことを感じてくれたようです。

・実際に対象者様を評価して治療を行ったことがまだないので、先輩たちの発表を聞いて、
　前より具体的なイメージが湧きました。来年に向けて、今からコツコツと準備を進めていきたいです。
・先輩の総合実習の症例発表を聞いて、対象者様の今の状態の評価をして、今後の希望を実現できるよう
　目標の設定・治療プログラムの立案を行わなければいけないことを学びました。
　1年後を想像すると怖さや緊張、心配もありますが、自分がどんな症例を持てるのかという楽しみも
　あります。今から来年の実習に向けて準備を行う必要があると感じました。

　長期間の実習お疲れさまでした。これからは、「国家試験合格」に向かって勉強の毎日になりますが、頑張ってください！
　最後になりますが、臨床実習指導者の先生方をはじめ、実習施設の関係者の皆様、誠にありがとうございました。また、学生をいつもサポートしてくださっている保護者の方々にもお礼申し上げます。

作業療法学科：神志那　武