大阪人間科学大学 理学療法学科では2年次前期に「身体運動学演習」を行います。

3グループに分かれて誘発筋電計、筋機能評価運動装置、重心動揺計といった
理学療法測定機器を使用した演習を行います。
今回は、「重心動揺計」を用いた重心動揺検査を紹介します。

重心動揺検査は、身体の揺れを記録、解析して、身体のバランス機能を検査するものです。
評価指標として、総軌跡長や外周面積などが多用されています。

演習では、重心動揺計の仕組みを一通り学び、その後、検査で用いる重心動揺計に立って、
一人ひとりが体験しました。
被験者、パソコンを操作する係、記録する係と役割を全員が経験し積極的に取り組みました。

また、重心動揺検査を実施するにあたっての注意点についての調べ学習も行いました。

理学療法学科教員　岡山　裕美