社会福祉学科　介護の授業では、様々な介護技術の演習授業があります。
今日は、障害者体験・高齢者体験を行いました。

グループで協力し合って片麻痺グッズや高齢者体験グッズを装着します。

まずは、介護実習室の階段で杖歩行の練習です。

その後、実際に学舎内・学舎外を歩いてみます。

高齢者眼鏡を装着しているので、段差がはっきり見えず怖いです。

「エー！こんなとこ、下りるの？」
上りはしんどいですが、上りより下りの方が格段に怖いです。

片麻痺で杖をついていると、自分一人ではドアも思うように開けられません。
誰かにドアを開けてもらい「あー、高齢者はこんなことが難しいんだ」と気づきます。

「誰ですか？」「（高齢者眼鏡をかけているので）人の顔はほとんどわかりません」

「身体が重いって、こんな事なんだ」
「片手が動かない、膝が動かないって、こんなにバランスが取れないんだ」
「目が見えにくいって、どういうことかはじめてわかった」

百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。
勉強しているつもりだったが、わかってなかったことが分かった、今回の授業でした。