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“心理カウンセラー”って、どこまで悩みを聞くの?
―相談されるって、大変そうだけど、ちょっと憧れる―

「なんか最近、しんどくてさ」
友だちにこう言われたら、あなたはどう返しますか?
「大丈夫?」と聞く?
「話聞こうか?」と声をかける?
実はそれって、心理カウンセラーの“入り口”みたいなものかもしれません。
💡「心理カウンセラー」って何する人?
よくある誤解は、
「人の話をずーっと聞き続けるだけの人でしょ?」というイメージ。
でも実際は、「ただ話を聞く」だけじゃなくて、
“その人が自分で気づけるように手助けする”のが大事な役割。
つまり、答えを与えるんじゃなくて、
「その人がその人らしく生きられるようにサポートする」仕事なんです。
🤔「どこまで聞くの?」って思うけど…
たとえば相談内容が、
• 友だち関係
• 家庭の悩み
• 学校に行けない理由
• 自分を責めてしまう気持ち
などなど…深いものも多いです。
だからこそ、「一人で抱え込まないように」するのが、心理カウンセラーの出番。
“話を聞く”というより、“一緒に気持ちを整理する”というイメージのほうが近いかも。
🎤 在学生インタビュー:心理学科2年次・あやのさん(仮名)
Q. なぜ心理学部を選んだんですか?
高校生のとき、自分自身が人間関係でしんどい時期があって。
そのとき、スクールカウンセラーの先生がすごく丁寧に話を聞いてくれたんです。
「私もいつか、誰かの力になれたら」って思って心理学科を選びました。
Q. 実際に入ってみてどうですか?
「傾聴(けいちょう)」って、ただ黙って聞くだけじゃないって初めて知りました。
授業ではロールプレイもあって、最初はめっちゃ緊張しましたが(笑)、だんだん、“人の話を聞く”って奥が深いなって感じています。
Q. 将来はどんなことをしたいですか?
学校のカウンセラーか、病院の相談員になれたらいいなって思ってます。
「しんどい」と言える場所を作れる人になりたいです。
🧠 カウンセラーになるには?
大阪人間科学大学では、「心理学科」で学びながら、
国家資格である「公認心理師」も目指せます。
授業では、こんなことも学びます👇
• 心のメカニズム(なぜ人は不安になるの?)
• 傾聴のスキル(ただ聞くのと、ちゃんと聞くのは違う)
• 実習での現場体験(子どもや高齢者、学校や病院など)
実際に学んでいる先輩からは、
「最初は“人の悩みなんて聞けるかな…”と思ってたけど、自分のことも見つめ直せて成長できた」
という声も。
🌱 まとめ:向いてる人ってどんな人?
心理カウンセラーに向いてる人って、
「人の話をちゃんと聞ける人」より、
「人の気持ちを放っておけない人」かもしれません。
人の心に興味がある。
ちょっと人見知りだけど、誰かの力になりたい。
そんなあなたにこそ、向いているかもしれません。