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子ども教育学科

2022.10.19
お知らせ

小学英語 No.3

 こんにちは!小学英語担当の Honey Tea です。お久しぶりです。

朝・夕に気温がぐっと下がり、秋の深まりを感じるようになりました。

 さて、「小学英語」の授業ですが、半期認定ですので前期は学生たちの早く教壇に立ち

たいという「熱い思い」とともに終了しました。来年は「外国語指導法」という授業になり、

それを修めて学生たちは教育実習に行きます。3年次生が小学校実習に9月末まで行ってきた

ところです。今回からは、2年次生の「小学英語」を振り返って小学校の教員を目指す学生

たちがどのような内容の授業を受けていたかを皆さんに知っていただけたらと思っています。

第4回、第5回目の授業で、学習指導要領の「英語の音声」及び「英語の文字、発音と綴り

の関係」を学習しました。まず、「英語の音声」ですが、学生たちは将来、子どもたちの前

で単語を正しく発音をしなければなりません。指導者が間違った発音やアクセントで読む

ことは絶対に許されません。フラットな日本語と違い、英語には抑揚があるので、文章を

読む時に強く読む箇所と、強く読まない箇所があります。それを注意して読まなければ

なりません。また、自分が聞き取れない語は発音できないので、発音記号についても詳しく

学習しました。

  • 発音記号です。↑

また、「発音と綴りの関係」では「フォニックス」について学習しました。大半の学生は

フォニックスを始めて知ったようで、興味を持ったという感想が多かったです。

フォニックスとは、19世紀の初めに考案された英語圏の子どもたちに読み方を指導する方法の1つのことで、例を挙げると、nameという単語の2文字目「a」と語尾「e」の組み合わせ(母音字+子音字1つ+「e」の場合)では、語尾の「e」は読まず、「a」は、文字の読み方のまま(この場合は「a」なので「エイ」と発音)で読む → 結果、初めて見る語でも「ネイム」と読める。

win(ウイン:勝つ)も語尾に「e」がつくと、「i」は、「アイ」と読むので、「ワイン」と読むとわかる。などを84のルールにまとめたものです。

同様のものは、「e」-「e」、「i」-「e」、「o」-「e」、「u」-「e」という組み合わせもあります。

 授業で実施しているリテリング(自分の言葉で文章を要約して伝える活動)もこの頃には、レベルが上がりオリジナルのスライドを使ってレッスンの内容をまとめるグループも出てきました。

下は、昨年も実施しましたが、授業中必ず「単語」と子どもたちに英語で指示をする際に必要な「クラスルームイングリッシュ」のテストを実施しています。

毎回の個数はかなりありますが、熱心に取り組んでいます。今回は、授業での工夫の大切さを知って欲しいので、少し遊び心を入れて、「かるた」形式でインプットを行ってからテストを実施しました。

学生たちは、なかなか楽しそうに取り組み、小テストの平均点が上がりました。「先生、次もこの形式にして!」という声が上がるほどでした。

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