News

子ども教育学科

2022.8.26

小学校コースの学生が食育セミナーに参加しました

こんにちは!子ども教育学科のyokojoyです。

さて今回は、夏休み前に行った、食育セミナーの様子をご紹介したいと思います。

小学生から社会人まで幅広い年代を対象に出前授業を行っておられる㈱明治様にお越しいただき、「朝食」「うがい・手洗い」についての講義および体験授業を受けました。

1.『朝食改革でパフォーマンスアップ』

「朝ごはん、毎日食べていますか?」の問いかけから始まったセミナー。

学生たちは、どうやらあまり朝ごはんを食べずに大学に来ているようです...夜が遅くて朝ギリギリまで寝ていたいから、お腹がすかないからなど理由はあるようですが、それでは朝から元気が出ませんね...

そこで、管理栄養士の講師の方から、年代別の朝食欠食率や朝食の役割などを教えていただきました。

普段の自分自身の食生活を振り返り、生活習慣を見直す良い機会になりましたね。教師として食育を進めていくための知識も得て、しっかりメモを取りました。

タンパク質を多く含んだ乳飲料も試飲させていただき、バランスの良い食事を心がけることの大切さを学びました。

【学生の感想より】

・私の食生活の課題は、毎日朝ごはんを食べることができていないことです。体内時計のリセットができなかったりエネルギーを蓄えることができないということを聞き、これを機に毎日朝ごはんを食べようと思いました。また、肝臓にも体内時計のようなものがあり、タンパク質と糖質でリセットできると仰っていたので、意識して摂取しようと思いました。

・朝食を食べることで、体温を上げたり、脳と体のエネルギー源になったりなど体に良い影響をたくさん与えてくれるということが分かりました。どうすれば、子どもたちが健康的な食生活を心がけ、実行することができるのかを考えていきたいと思います。

2.『うがい・手洗い教室』

実際に小学生を対象に行われている内容を実施していただき、学生たちは皆、小学1年生の児童になりきって授業を受けました。

どうしてうがい、手洗いをするの?いつするの?正しいうがい・手洗いのしかたは?ということを、体験しながら学びます。

クイズ「くしゃみをすると、ウイルスはどのくらい飛ぶ?」実は...200cm(2m)も飛ぶので、子どもたちがその距離感をつかむために長さを確かめました。

うがい、手洗いの大切さを知った後、みんなでエアうがい、エア手洗いをしました。

水を口に含んで、喉についた細水を口に含んで、喉についた細菌やウイルスを落とすように、しっかりガラガラ。菌やウイルスを落とすように、しっかりガラガラ。

手の甲や指と指の間、手首も忘れずに、ていねいに洗います。

最後は、今日習ったうがい・手洗いについて、しっかりまとめました。

【学生の感想より】

・手を洗ったり、うがいをなぜするのか理由を児童が納得できるように伝えることや、手洗い、うがいを続けようと思うことができるような工夫をしたいと思いました。

・継続して教師が声かけをしたり、クラスでルールを作ることで、いつうがいや手洗いをする必要があるかを習慣づけしていくことを大切にしようと思います。

・手洗いは大体40秒〜1分間、うがいをする際は3回に分けて行うことを伝え、子どもが好きな曲をかけて、手洗いとうがいをすることに楽しみを持ってもらいたいと思いました。

・教職を志す者として、自身が常に手本となるような「うがい・手洗い」を心がけていきたいです。


セミナーを通じて、食への関心や意識を高めることができ、児童の健康や安全を守る自覚も芽生えたようです。

Category

Archives