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子ども教育学科

2023.2.14
子ども教育学科

3年ぶり!音楽と表現Ⅱの履修生によるオペレッタの発表会開催

 保育で取り組むオペレッタは、歌と演技とダンスで構成される劇遊びです。
劇遊びは、①「文学の世界を仲間と一緒に共有・体験する」②「確かな認識、豊かな言語体験、人間らしい感性を育てる」③「表現する力、演じる力を育てる」(明星大学教職センター年報 第4号藤田久美子より)表現活動です。
 自己中心性から抜け出て、他者の思いに気づく、子どものこころを育て、社会性を構築する取組でもあります。
 本学では、後期15回の授業を通して、学生は、音楽練習、演技練習、ダンスの振り付け、衣装、背景、大道具、小道具まで、全て手作りで仲間と共に一つの作品を作り上げます。
今年の演目は「おかしな おかしなライオンのオーレ」「こびとのくつや」「なかよしおえかきクッキング」「ひらけゴマ!アリババととうぞく」に加え、「魔法よりすごいもの」が2チームの計6チームが参加しました。
 コロナ感染対策のため、これまで招待していた近隣の保育園の園児さんの参加は中止し、1クラス(3チーム)ずつの発表会となりましたが、3年ぶりの開催で、みんなで楽しく劇遊びの実践から学びました。
人前で表現することの難しさも、制作の大変さも、仲間と取り組み、共に乗り越えたことは、今後、彼らを支える力となることでしょう。
 この経験が、将来、保育現場でも活かされることを期待します。

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