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子ども教育学科

2024.5.28
子ども教育学科

子ども教育学科 FA演習の授業をご紹介します

みなさん、こんにちは。子ども教育学科のyokojoyです。

新年度が始まってから2ヶ月近くが経ちました。新入生の皆さんは、活気に満ちた日々を過ごす中で、少しずつ自分のペースをつかめるようになってきた頃ではないでしょうか。

さて、今回は、子ども教育学科のFA演習(初年次教育)の様子をご紹介したいと思います!

ここから3回の授業を通して「保育者・教育者による「言葉かけ」が子どもの育ちや学びにどのような意味を持つのか」について考えていきます。

  • 活動が始まるまでの準備学習として、2つの動画を視聴しました。保育者や小学校の先生の姿を「言葉かけ」に注目して観察することは初めてであったと思いますが、さすが保育・教育を学ぶ学生たち!関心をベースに、これから新しい内容に入るウォーミングアップはしっかりできていました。
  • 次に、問い(課題)について深く掘り下げていきます。今回は、5つの視点からアプローチします。
  • 手順としては、個々に1つの視点のエキスパート(熟達者・専門家)になった後、グループで5つの視点を合わせて問い(課題)に迫ります。このように、パズルのピースを組み合わせるように知を構築する方法を“ジグソー法”といいます。みんなの力を結集するというダイナミックな活動に取り組んでいきます。
  • まずは、担当する1つの視点について、関連資料をじっくり読み、自己の考えを深めます。
  • 資料に線を引いたり考えたことをメモしたりしながら、これってどういうことか、何が大切なのだろうということをワークシートにまとめていきます。
  • Google Classroomからグループワーク用のシートが出されているので、PCやスマートフォンを使って記録します。
  • 手元を見せてもらうと、たくさんの文章が書かれていました!入学してまだ2か月ほどですが、資料をもとに自分の考えを根拠を持って述べようと頑張っている姿が感じられます。
  • 次に、同じ資料を読んでいる仲間とグループワークを行います。進行役、タイムキーパー、発表順を決めて、各自がワークシートに記載した内容を発表し合います。
  • タイムキーパーは、時間を測って進行を手助けします。このようにすることで、限られた時間内で発表する練習にもなりますね。
  • 今年は、小学校教諭コースの2年次生がファシリテーターとして参加してくれました。
  • 初めて話す学生同士のグループもありましたが、上手にサポートをしてくれて、グループとしての考えをまとめられていました。

ここまでで1回目の活動は終了です。それぞれの視点についてエキスパートになったので、次回からは、ピースを当てはめていく活動をします。5つの視点を持ち寄って、保育者・教育者の言葉かけの意義について考えます。GoogleスライドやJamboardを駆使しながら、考えを整理して、まとめて発表していきます。

今回は、FA演習の様子をご紹介しました。ご覧の通り、保育士・幼稚園教諭コースと小学校教諭コースの学生が一緒に学び合う良い機会になっていますし、学修の中でICTを活用することが多いのも子ども教育学科やこの授業の特徴です。

こういった活動を丁寧に行うなかで、保育者・教育者のたまごとしての素地を培っていきます。

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