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子ども教育学科

2024.1.18
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【子ども教育学科】大阪薫英女学院高等学校と子ども教育学科の連携授業!~FIELDEN担当編~

みなさん、こんにちは!
お久しぶりです!ジャスミンことFIELDENです。
あっという間に冬休みも終わり、寒い毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は大阪薫英女学院高等学校の保育コース2年生と本学科との連携授業の様子をお届けしたいと思います!
授業のテーマは「さわって、あそんで、かんがえて!~子どものこころを取り戻そう!」です。
この日もFIELDENゼミの3年次生2名が頼もしいサポーターとして授業を支えてくれましたよ!

みなさん、“カプラ”をご存じですか?
“カプラ”は、幼稚園や保育園でよく見かけるフランス生まれの木製ブロックです。
形・大きさ・比率の全てが計算された造形素材で、たった1種類の板からイメージしたものを何でも形にしてしまう不思議なこの板は、欧米で「魔法の板」とも呼ばれているんですよ!

そんなカプラについて、私から少し説明をした後、グループに分かれ“カプラ”のことをそれぞれに調べました。←これは「頭で“カプラ”と出会う時間」です。
「へぇ~こんなのできるんだ!!」、「え?どうなってるの?」、「高い~!!」等々、いろいろな声が飛び交っていましたよ!

カプラの遊び方や発展性が少しわかってきたところで、各グループで作りたいものを挙げてもらいました!
今日は「スカイツリー」と「鳥」!

さあ、いよいよ…実際にカプラであそぶ時間!←ここは「心と身体で“カプラ”を感じる時間」です。

いざ作り始めると…その集中力のすごいこと、すごいこと!!!
休み時間を取るのも忘れ、「もっと高くしたい!」、「別のものも増やそう!」とアイデアを出し合ったり、応用してみたりと…気づけばまわりに仲間がどんどん増えていきました!!
写真からではなかなか伝わりにくいのが残念ですが、カプラを積み上げたり、並べたりする学生たちの緊張感の高さといったら!
そして最後に…一生懸命仲間と作ったものを壊す時の緊張感とその崩れる音…も実はとても素敵なんです!
これは実際に遊んだ人にしかわからない貴重な瞬間です!

私が幼稚園の先生として働いていた時も子どもたちといろいろなものを作り、子どもたちのいろいろな感情に出逢い、子どもたちのいろいろな成長を見せてくれた“カプラ”でしたが、たった90分という短い時間でも、仲間と協力しながら、学生たちの緊張感や達成感、挑戦心…等、独特の時間を生み出してくれる“カプラ”に改めて多くの可能性を感じさせられました!
やっぱり“カプラ”ってすごい!!!
幼稚園や保育園といった子どもたちの教育の場で“カプラ”が用いられる理由…わかりますね!

保育者を志す人のみならず、多くの人がいつかどこかで“カプラ”と出会えることを願っています…☆

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