こんにちは!nikittyです。
大阪薫英女学院高等学校の2年生と子ども教育学科との連携授業の様子をお届けしたいと思います!
高大連携 造形シリーズ 前回のブログはこちら
今回は、様々な素材をコラージュして行う版画のご紹介です。
版画といえば、
「小学校の図工の時に彫刻刀を使って木版画をしたことがある!」
「消しゴムはんこを作った!」
という声が多いですが、コラージュ版画は彫らずに刷ることが可能です。
まずは、ローラー遊びから。
校庭に出て拾っておいた葉っぱをローラーにつけてコロコロすると、、、
あら不思議!
紐を使って自由に形を作ることもできます。
何度も繰り返したくなるおもしろさです!
次は、様々な素材を台紙にコラージュしていきます。
アルミホイル、毛糸、シール、アイスのスプーン・・・などなど
気になるものをどんどん貼っていきます。
普段なら廃棄しているような「ゴミ」が、ここでは生き生きと輝きます。
一見シンプルな版に、
インクを付けて刷ると、
こうなります!
思いがけない表情を見せてくれるのが、版画のおもしろさの一つでもあります。
そして、1枚の版から何枚でも刷ることができることが、絵画と決定的に違う点です。
北斎の浮世絵版画が当時の庶民の間で大ヒットした理由はここにあるのです。
多色刷りもユニークですね!
仕上がりに大満足な高校生のみなさんでした。
ワクワクすることは探究するための大きなモチベーションになります。
子どものワクワクを引き出すことができる保育者・教育者を目指して、
子ども教育学科の学生は、手と心を動かしながら学びを深めています。