先日、子ども教育学科で「卒業論文発表会」がありました。
4年次生たちは、大学での学びの集大成として、自身の研究内容を卒業論文としてまとめます。最終発表会は、卒論の内容を学生が口頭で説明し、先生方からの質問に答える口頭試問でもあります。
卒論の内容理解度を確かめるための場であり、学生が自分の研究をどれだけ深く理解しているかが問われます。
発表は、レジュメをベースに行ったり、スライドを使ってグラフや概念図で示したりなど、それぞれのスタイルで行いました。
「VRを活用した保育者の危険予知トレーニングの検討」は、保育現場での危険予知トレーニングにVRを導入できないかという提案です。
「インクルーシブ保育における保育者の専門性の向上に関する研究~医療的ケア児への支援の必要性から考える~」は、医療的ケア児を含むすべての子どもが平等に保育を受けられるインクルーシブ保育を実現するための保育者のあり方に関する研究です。
自分で据えた問いに対して研究を進めることは容易ではありませんが、感じたことのない緊張感のもと、それぞれの学生が堂々と発表することができました。間違いなく成長しています!
この経験が自信に繋がるといいですね。
社会に出てからも活躍してほしいと願っています。