2023年度も前期が終わり、1年次生はこれから初めての定期試験のために頑張っているところです。
言語聴覚学科での1年次生のFAで多くの学生が特に心に残った活動はFA内でのグループ発表でした。
言語聴覚士が担当する領域の中で各自が興味を持つものに分かれてグループを作り、3週間かけてそれぞれの領域のことを調べて発表を行いました。
主な言語コミュニケーション障がいは、高次脳機能障がい、小児発達障がい、聴覚障がい、構音障がい、摂食嚥下障がいです。
発表はスライドを作ったり原稿に話すことをまとめたりして、本格的な形で行いました。
グループ発表を行ったころはまだ入学してあまり経っていないころでした。
まだそれほど話したことがない学生が多かったですが、一緒に教科書などで調べたり教えあったり、発表スライドを作成したりしてどんどん打ち解けていきました。
発表の作成の中でグループごとに担当した分野のことに詳しくなり、また当日は他のグループの発表を聞くことで別の分野のことも詳しく知ることができました。
学生の感想を一部紹介します。
「今回の発表で教科書を分かりやすく噛み砕いていくことがとても大変だということを知りました。分かりやすく伝えるために、単語の説明からしたり、図やイラストを使ったり、パワーポイントの見やすさなど調整するのが難しかったです。」
「発表内容だけでなく話すときの目線や話し方、パワーポイントに動画やクイズを取り入れるなど聞き手側が分かりやすいような工夫が多く取り入れられており、発表する側だけでなく聞き手側になる中でも様々な気づきがありました。」
「実際に前で発表してみて、とても緊張しました。人の目を見ながら、前に映ってるスライドも見ながら発表しようと頭では考えていても、実際に自分の番が回ってきたら全然思い通りにならず、台本ばかり見てしまいました。」
今は学生同士もだいぶ打ち解けてきて、活気のある雰囲気で学習意欲も高まっています。
定期試験もこの調子で頑張ってください。