在学生・保護者の方への
お知らせ

【言語聴覚学科】避難訓練を行いました

2025.8.18
言語聴覚学科

先日、言語聴覚学科の1年次生のクラスで避難訓練を行いました。

学生支援センターの主催で1年次生に非常時のための避難の方法や実際の器具の使い方などの指導をしていただきました。

C号館での地震を想定した3階の教室からの避難の仕方についてでした。

学生便覧にある「緊急時対応マニュアル」と「避難経路」などを見ながら、大学の基本的な災害時の対処の仕方などについて、全体でのレクチャーを受けた後、学生ごとの個人ワークとして怪我人を運ぶ方法について考えました。

意見として、おんぶして運ぶ、担架を使う、複数人で運ぶ、などが挙がりました。それぞれ具体的な実現方法まで考えられていました。

その後、グループに分かれて実際に避難の仕方を体験しました。

怪我をした人の移動方法として、担架を使用しました。
みんな、担架を初めて触りました。運ぶ人も、怪我人役の人も慣れない動作に戸惑いながらも、その場で知恵を出し合って安全に運ぶ方法をグループで話し合いながらうまくいくようにしていました。

持ち上げる際の掛け声や、一歩ずつ歩く際の歩幅の合わせ方、階段を降りる際の角度や向きなど自分たちで考えて実行していました。

事後の感想や意見として、
「行う前は4人で十分だと思っていたが、4人だと難しかった」
「階段を降りるときには、向かい合う人同士で段を合わせたり曲がる際の声掛けが重要だった」「人数がいれば女子だけでも運べた」
「とても重かったので実際の災害時のパニック状態では大変さが計り知れない」
「運んでいる人全員が乗っている人の命をあずかっていることを理解していきたい」
などが出ました。実際にやってみて初めて分かることがたくさん気付けたようです。


今回の経験を活かして今後の生活でも自然災害や緊急時の対応がスムーズにできるように心がけていきましょう。


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