＜出典＞
独立行政法人　高齢・障害・求職者雇用支援機構　大阪支部ホームページ
アビリンピックおおさか2023の開催について

６月１７日に「アビリンピックおおさか2023」という、障がいのある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会が摂津市にあるポリテクセンター関西で開催されました。高齢・障害・求職者支援機構が主催して行うこの大会は、障がいのある方々の職業に関する能力の向上や、企業や社会一般の人々に障がいのある方々に対する理解と認識を深めてもらうことを目的として開催されています。この大会で優秀な成績をおさめると、なんと全国大会、そして世界大会に日本代表として出場されます！今回は、作業療法学科の学生もボランティアとしてお手伝いさせていただきました。

参加した学生さんからの感想です。

・今回、アビリンピックおおさかのお手伝いをさせていただいて、色々な人の努力や喜びを感じることができました。大会前は緊張した様子だった方もたくさんおられましたが、一生懸命に取り組んでいる姿や、やり遂げた後の嬉しそうな顔を見て今日の日のためにたくさんの努力をしたのだろうなと感じました。
また、親御さんや学校関係者の方が見守りながら応援している姿を見て、本人と親御さん、学校の方の二人三脚でやってこられたのかなと感じ、絆の強さを感じました。対象者の能力が今後に活かされるように、学校関係者の方や施設、企業の方などが話し合いをしている様子を目の当たりにし、「繋がり」の大切さを学ぶことができました。

・初めてボランティアに参加し、総合受付を担当させていただきました。
そこには来場される方が全員いらっしゃるため、どのような方が来られているのかを知ることができました。合間の時間では実際に競技を見学し、選手の方々が頑張られている姿を拝見させていただきました。それぞれの競技で活躍されている姿はとてもかっこよかったです。
物品販売ではパンや飲み物、陶器などを販売されており、障がいのある方々に接客していただき購入させていただきました。丁寧に接客してくださり、頑張りがとても伝わりました。パンはメロンパンがとても美味しく、また食べたいと思いました。1日を通して、参加しなければ知り得なかったことを知ることができ、貴重な体験をさせていただくことができました。

作業療法学科：辻　薫