先日、学生たちと一緒に「地域フィールドワーク」を行いました!
今回のテーマは、“もし大学の近くに、ある高齢の模擬患者さんが住んでいたら?”という設定で、学生たちがその方の生活を想像しながら、実際にまちを歩いて考えてみるという授業です。
🏙️まちを歩いて、気づくこと
模擬患者さんは、杖を使って一人暮らしをしているという設定。
いざ歩いてみると、普段は気にも留めないような道の段差や信号の長さが、「これって困るかも…」という目線で見えてきます。
学生たちは地図を片手に、「ここちょっと危ないかも」「入り口に段差があるね」など、あちこちで意見を交わしながら歩いていました。
😊教員として感じたこと
何よりうれしかったのは、学生たちが本当に楽しそうだったこと!
「こんな学び方もあるんだ」「現場っておもしろいな」そんな気づきが自然と生まれていたように思います。
ちょっとしたことにも気づける“やさしいまなざし”が、作業療法士にとって何より大切な資質。
その種が、今回のフィールドワークでたくさん芽を出していたように感じました。
🌸さいごに
教室を飛び出して、地域の中で学ぶ時間は、学生にとっても、教員にとってもとても貴重です。
これからも、こうした機会を大切にしながら、地域と共に学び合える作業療法を目指していきたいと思います。
作業療法学科 木下亮平
学生たちと歩いた「地域フィールドワーク」――まちの中で、学びが生まれた日
2025.7.1
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