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医療福祉学科 視能訓練専攻

2023.5.11
お知らせ

視能学実習Ⅰ

医療福祉学科 視能訓練専攻の3年次生の「視能学実習Ⅰ」の授業を覗いてみました。
学生を3つのグループに分けて、各々の演習室で実技を行っています。
後期から病院やクリニックでの実習を控えており、実技にも緊張感があります。
まずはC401演習室。視力検査です。

屈折異常(遠視、近視、乱視)があれば、それを矯正して最良の視力値を求めます。
一人ひとり眼の度数は違い、お答えの感じも異なります。
聞き方、答えの受け取り方、レンズ度数の計算・・・実は検査する側は頭をフル回転させなくてはなりません。
次の演習室C402は・・・

眼球運動検査です。
眼球運動検査は機器を使用する検査ですね。
さまざまな方向を見ようとした時の、左右の眼の動きを確認しています。
病気やケガによってこの動きのバランスが崩れると、眼の位置にずれが起きて、モノがダブって見えることがあります。
ちなみに中はこんな図を見てもらっています。これを重ね合わせられる位置を調べます。

最後は視野検査。C307演習室、暗室での検査です。
見えない場所からやってくる光が見えたら応答していただきます。
その光を動かすのは検査する学生の手です。慣れないとスムーズに動かせません。
静止画ではありますが、きっとしっかり動かせているはず。

どれも眼科診療にとって大切な検査です。
実習に向け、また将来に向け、頑張って取り組んでいます!!

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