本学の理学療法学科では、NPO法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会認定アスレチックトレーナー(JATAC- ATC)取得を
目指す学生に対して、3年次生後期に「スポーツトレーニング学演習」と「運動処方学演習」の科目を設定しています。
2つの科目を通して、スポーツトレーナーに必要な知識や技術を学んでいます。
10月14日(金)に行った「運動処方学演習」では、日本薬科大学 医療ビジネス薬科学科 スポーツ薬学コースの
石川泰弘 先生 をお招きして、「ドーピング及びアンチ・ドーピング」についてオンライン講義をして頂きました。
薬の知識はもとより、ドーピングの歴史や社会的背景、ドーピングの検査方法、スポーツトレーナーが求められることを、
実例を交えながら分かり易く説明して頂きました。
その中でも、「アスリートをドーピングから守るのはトレーナーの役割だ」との言葉が私の胸に響きました。
履修している学生の皆さんには、スポーツトレーナーは、アスリートを取り巻く様々な知識を備えていることが必要で、
アスリートを支える大切な存在であることが再認識できたと思います。
将来、理学療法士+アスレチックトレーナーのダブルライセンスで活躍できるよう、知識と技術を高めていきましょう。
文責 理学療法学科教員 玉田良樹