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理学療法学科

2022.6.8
お知らせ

理学療法学科 演習授業を紹介します『身体運動学演習-誘発筋電計-』

大阪人間科学大学 理学療法学科では2年次前期に「身体運動学演習」を行います。

演習では誘発筋電計、筋機能評価運動装置、重心動揺計といった理学療法測定機器を使用した演習を行います。

今回は、誘発筋電計を用いた運動神経伝導速度検査を紹介します。

  • <誘発筋電計>

演習では、誘発筋電計の仕組みを一通り学んだあと、検査で用いる電極を手にとって確認し、
一人ひとり電気刺激を体験しました。

「電気はきているけど大丈夫」、「手が勝手に動いて面白い」、「チクチクする」、「電気風呂みたい」など
様々な反応でしたが、実際に体験しないと分からないことです。

次に、リーダー、被検者、室温・皮膚温を計測する係、電極を貼付する係、電気刺激を与える係、
パソコンを操作する係など自主的に取り組んで、検査は無事に終了しました。

検査を終えたあと、検査結果から運動神経伝導速度を計算する方法を討議しました。
ディスカッションを通して、解剖学、生理学、運動学で学んだ内容の理解が深まります。

演習後レポート提出が課されています。
演習で学んだ内容をレポートにまとめることで、理解がより深まるのです。

レポート作成は「成長へのプロセス」と認識しているので、学生の皆さんはしっかり取り組んでいます。

理学療法学科教員 廣瀬 浩昭

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