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理学療法学科

2023.7.19
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令和5年度理学療法学科「職種を知るセミナー」を開催しました

 7月13日(木)午後、理学療法学科学生の就職支援の一環として、臨床で活躍されている理学療法士お2人を講師としてお招きし、令和5年度理学療法学科「職種を知るセミナー」を開催しました。

 本学理学療法学科卒業生(1期生)の和泉市立総合医療センターリハビリテーション科 中西達哉先生には、「大学時代に取り組むこと」いうテーマで大学時代の過ごし方や国家試験対策、就職活動、病院紹介などについて経験談を交えてお話しいただきました。具体的には、臨床では様々な病態に遭遇するので解剖学・生理学・運動学など専門基礎科目の知識が特に役立つこと、また他種多様な価値観をもった対象者の方がいらっしゃるので大学時代に多くの人と関わること、学生時代にしかできない長期旅行・サークル活動・ボランティア活動をすることなど先輩として役立つアドバイスをいただきました。

 摂津ひかり病院リハビリテーション科 係長 好井直輝先生からは管理職としての立場からご講演いただきました。施設・法人の紹介(新人教育システム含む)やキャリアの築き方、管理者の仕事をはじめ、管理者が新人(学生)に求めること(就活含む)や学生のうちに学んでおいた方が良いことなど、ご自身のご経験を交えてご講演いただきました。特にクリニカルラダーシステム・新人研修・プリセプター制度などは、1・2年次生にとって初めて耳にする内容だったようです。

 2年次生は2年後には採用試験を受けることになります。1年次生は後期に初めての学外実習である理学療法学実習Ⅰ(見学)を受講します。学生は、これからの大学生活や学外実習、就職活動に向けて、先生方のご講演を大変興味深く真剣に聴講していました。

 学生からは「解剖学の勉強をもっと頑張ろうと思った」「教えることで学習が深まることが分かった」「メリハリをつけて大学生活を送ろうと思った」「ボランティア活動をしようと思った」「モチベーションが上がった」「普段聞けない話が聞けて良かった」「やり方が分からなくても挑戦することが大切だと思った」「吸収しようとする姿勢が大切と思った」「就職活動に向けて、今取り組むべきことを考えた」などの感想が聞かれ、大変有意義なセミナーとなりました。本セミナーで学んだことを今後の学生生活や将来の目標設定に活かしてほしいと思います。

 末筆になりますが、セミナーの開催にあたりご登壇いただいた理学療法士の先生方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

理学療法学科教員 廣瀬 浩昭

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