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理学療法学科

2024.7.16
理学療法学科

「ふるさと実習」で成長しています!《滋賀県編》

毎年、理学療法学科 4年次生の前期では、「理学療法学実習Ⅳ(総合A)」・「理学療法学実習Ⅴ(総合B)」の履修のため、各地の臨床実習施設に赴いています。臨床実習施設の配置は、学生と実習施設の特徴を検討して、学科にて慎重に検討されます。大阪府外の学生には、臨床実習を出身地で履修する「ふるさと実習」という取り組みも行っております。

滋賀県出身の4年次生 Wさんは、滋賀県内の実家から通える医療機関にて臨床実習を行っています。家族と過ごせる時間や家庭料理をエネルギーにして臨床実習に取り組めています。もちろん、保護者様にとっても、ご子息の成長を感じながら実習に送り出すことができていますので、安心です。

さて、臨床実習は、なにより臨床実習施設(医療機関や介護保険施設など)のご理解とご協力によって成立しております。毎日の指導者の先生方の丁寧なご指導には、感謝を申し上げる次第です。お世話になっている臨床実習施設の指導者の先生は、Wさんと同じ高校の先輩-後輩だということです。患者様を含めてリハビリテーション室で談笑している際にわかったとのことです。患者様と指導者と実習生の間に共通の話題が生まれることは、臨床でのコミュニケーションに有益に働きます。臨床実習は、このような些細なことを肌で感じて毎日を過ごします。

臨床実習では、理学療法対象者の心身機能や動作能力の評価、適切な目標設定や治療プログラムの立案・実施といった一連の理学療法を学ばせていただいています。臨床実習施設での毎日の学習の中、出身地(出身県)という利点を最大に活かして、成果を上げて帰学することを願っております。臨床実習を支えていただいている方々に感謝して、充実した毎日を過ごしてください。
(文責 理学療法学科 教員 山野 薫)

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