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理学療法学科
令和6年度理学療法学科「職種を知るセミナー」を開催しました
7月4日(木)午前、理学療法学科在学生の就職支援の一環として、臨床で活躍されている理学療法士お二人を講師としてお招きし、令和6年度理学療法学科「職種を知るセミナー」を開催しました。
本学理学療法学科卒業生(3期生)の第二協立病院 リハビリテーション科 理学療法士 藤森 万由 先生には、「大学時代に取り組むこと」いうテーマで大学時代の過ごし方や国家試験対策、就職活動、病院紹介などについて経験談を交えてお話しいただきました。印象の残る言葉には、「先ず自身を知りタイプを見極め、学習を行うこと」、そして、「毎日の積み重ねが結果につながること」など、先輩として役立つアドバイスをいただきました。
おおさかグローバル整形外科病院 リハビリテーション科 科長 安田 真幸 先生からは管理職としての立場からご講演いただきました。
施設の紹介から始まり、治療に対する姿勢が中心の内容であり、「画像評価をもとになぜ受傷したのか。その原因は何かを紐解くことが重要であり、その考察には基礎知識が必要。」の言葉は学生に強く印象に残ったと思います。また、臨床実習に臨むにあたり理学療法評価の意義についての内容では、学生諸君の表情が変わった瞬間ではなかったでしょうか。何より、学生たちが行うべき努力は、「一人ひとり症状が違う患者様と向き合う準備」であることが理解されたと感じます。
2年次生は2年後には採用試験を受けることになります。1年次生は次年度前期に初めての学外実習である「理学療法学実習Ⅰ(見学実習)」を受講します。学生は、これからの大学生活や学外実習、就職活動に向けて、先生方のご講演を大変興味深く真剣に聴講していました。
学生からは「解剖学・運動学・生理学の勉強をもっと頑張りたい」、「理想像がみえた」、「モチベーションが上がった」、「普段聞けない話が聞けて良かった」、「挑戦することが大切だと思った」、「画像を読み解くことの意味が重要だと改めてわかった」、「就職活動に向けて、今取り組むべきことを考えた」などの感想が聞かれ、大変有意義なセミナーとなりました。
本セミナーで学んだことを今後の学生生活や将来の目標設定に活かしてほしいと思います。
末筆になりますが、セミナーの開催にあたりご登壇いただいた理学療法士の先生方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
文責:理学療法学科教員 藤長武士