大学からのお知らせ

「令和7年度 職種を知るセミナー」

2025.7.29
理学療法学科

7月3日(木)午前、理学療法学科学生の就職支援の一環として、臨床で活躍されている理学療法士お二人を講師としてお招きし、令和7年度理学療法学科「職種を知るセミナー」を開催しました。

本学理学療法学科卒業生(1期生)の壬生大路病院 リハビリテーション科 中澤 大輝 先生には、「大学時代に取り組むこと」いうテーマで大学時代の過ごし方や国家試験対策、就職活動、病院紹介、スポーツ支援などについて経験談を交えてお話しいただきました。印象の残る言葉には、「自身のなりたい(目標とする)人物像を決め目指すこと」など先輩として役立つアドバイスをいただきました。

顕修会すずらん病院リハビリテーション課長 山口 夏野登(やまぐち かやと)先生からは管理職としての立場からご講演いただきました。施設の紹介から始まり、各々がどのような気持ちでリハビリテーションに従事しているかなどの内容であり、「失敗を恐れずに正直であること」の言葉は学生に強く印象残ったと思います。また、臨床実習に臨むにあたり、理学療法評価の意義についての内容では、学生諸君の表情が変わった瞬間ではなかったでしょうか。何より、学生たちが行うべき努力は、「目標を定め、着実に進める事」であることが理解されたと感じます。

2年次生は2年後には採用試験を受けることになります。1年次生は来年前期に初めての学外実習である「理学療法学実習Ⅰ(見学実習)」を履修します。学生は、これからの大学生活や学外実習、就職活動に向けて、先生方のご講演を大変興味深く真剣に聴講していました。
 学生からは「働きたい分野は検討をつけているがなりたい自分までは考えられていなかった」、「今すべきことがみえてきた」、「モチベーションが上がった」、「目標がみえた」、「挑戦することの大切さがわかった」、「学生だからこそ今が大事だと気づいた」、「就職活動での課題がみえた」などの感想が聞かれ、大変有意義なセミナーとなりました。

本セミナーで学んだことを今後の学生生活や将来の目標設定に活かしてほしいと思います。

 末筆になりますが、セミナーの開催にあたりご登壇いただいた理学療法士の先生方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

文責:理学療法学科 教員 藤長武士

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