大学からのお知らせ

3年次生、“ふるさと実習”で臨床の学びを深めています!《和歌山県編》

2025.12.3
理学療法学科

秋も深まる11月中旬からの4週間、理学療法学科 3年次生は、「理学療法学実習Ⅲ(評価)」の履修のため、各地の臨床実習施設に赴いています。
 各臨床実習施設への学生配置は、学科にて慎重に審議されますが、大阪府外から進学している学生には、実家に近い臨床実習施設で実習を行うことも配慮しています。
 和歌山県出身の3年次生 Nさんは、この期間は自宅に戻り、和歌山県内の医療機関で臨床実習を行っています。
その地方の出身者だからこそ理解できる地域の知識が、毎日の臨床実習に役立ちます。高齢の患者さんがしゃべる方言を交えた話し言葉にも、自信をもって大きく頷くことができます。また、実習施設へ赴いてからわかったことですが、臨床実習指導者と実習生は、出身の小・中学校が同じだったとのことです。まぎれもなく、先輩・後輩の間柄となります。
出身地で臨床実習を履修できることは、本学の臨床実習の受け入れをご快諾いただいた臨床実習施設の皆様のご理解と臨床実習指導者の先生方の丁寧なご指導のお陰があります。
今期の臨床実習では、理学療法対象者の方々の心身の状態や動作能力の評価、適切な目標設定や治療プログラムの立案といったことを学ばせていただいています。
 支えていただいている方々に感謝して、充実した臨床実習を過ごしてもらえればと思います。
〔文責 理学療法学科教員 山野 薫・奥 壽郎〕

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