2025年3月8日、本学心理学科の教職課程に関わる卒業生による同窓会が開催されました。当日は、2010年の教職課程開設時より長年にわたり学生の育成に尽力されてきた先生のご退職に際し、その送別会も兼ねての集まりとなりました。

教職課程は、当時「健康心理学科」としてスタートした2010年に第1期生を迎え、今年度で12期目を迎えます。これまでに125名の卒業生（免許状取得者）を送り出し、そのうち30名あまりが現在も教壇に立ち、全国の学校現場で活躍しています（※把握できている人数によるものです）。また、教職以外の分野においても、児童福祉や教育支援、教育関連企業など、多様な場面で本学の卒業生が力を発揮しています。

今回の同窓会には、およそ30名の卒業生が集い、現場での取り組みや日々の奮闘を語り合いました。中学校や特別支援学校など、異なるフィールドで活躍する様子を直接聞くことができ、教職課程の教員にとっても、大変励みになる時間となりました。また、中には同じ学校で同僚として働いている卒業生もおり、当時の学びが今もつながっていることを実感するひとときでもありました。

本学心理学科の教職課程は、これからも学生、卒業生、先生方の情熱を絶やすことなく、多様な学びと実践を通じて、未来の教育を担う人材を育てていきます。