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社会福祉学科
2022.11.14
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障がい者とのコミュニケーション体験
社会福祉学科 介護福祉コースの実習指導(演習)Ⅰ(1年次生)の授業では、
毎年、社会福祉法人あいえる協会の利用者の皆さまと職員の皆さまにお越しいただき、
利用者の皆さまとのコミュニケーション体験を行っています。
高齢者とも障がい者とも話をしたことのない学生が多く、授業の最初は、皆少し緊張気味ですが、
利用者の皆さまの和やかな雰囲気に、少しずつ学生の手も上がります。
今年は障がい者の実体験を基に作成された紙芝居「雨の日のけんじの1日」を披露していただきました。
銅鑼あり、拍子木あり、本格的な紙芝居です。
その後は、利用者の皆さまと4~5人の学生で、グループワークを行いました。
脳性まひ等による構音障がい(言語障がい)のある方とのコミュニケーションでは、
職員の方がフォローしてくださいました。
施設やグループホームを出て、一人暮らしをされている方、何人かで共同生活をされている方、
いろんな方が来てくださいました。
施設を出て嬉しかったこと、大変だったこと、毎日の生活について、
学生のいろいろな質問に答えていただきました。
1年次生「障がい者と話をする」ということに慣れていないため、緊張で、顔をこわばらせて始まった授業ですが、
いつの間にか緊張が取れ、皆が発言することができました。
あいえる協会の利用者の皆さま、職員の皆さま、毎年お越しいただき、感謝です。
今年の1年次生も、これから実習に向け頑張ります。