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社会福祉学科

2023.8.7
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【社会福祉学科 社会福祉コース】 現場ゲスト講義に先輩学生も参加し、実践の学びを深めました

2~3年次生が履修する「ソーシャルワーク演習(専門)Ⅱ」最終回は、ゲスト講師を招き、ソーシャルワーク実践に必要な技術と、個別支援から地域と連携した学習支援や居場所支援の実際を伺いました!

授業を履修している2年次生だけでなく、3年次生の母子生活支援施設で実習している学生や、
ボ・ドーム大念仏に就職している卒業生も来学し、廣瀬先生の講義を聴講しました。
実習経験者の3年次生先輩からの質問や感想を伝え、交流することで、受講学生は母子生活支援施設の役割や産前・産後支援事業の意義についての学びを深めることができました。

ゲスト講師の廣瀬みどり先生は、母子生活施設現場で長らく実践されてきました。
現在はダイヤモンドルーム室長(ボ・ドーム大念佛母子生活支援施設に設置され、大阪市の産前・産後支援事業を委託され実施)で、前リアン東さくら施設長です。

母子生活支援施設の役割を改めて確認できました!

こども家庭庁が設立した今年、こどもまんなか社会の実現に向けて、
子どもと家庭を取り巻く地域や社会の在り方が問われます。

「社会福祉法人 みおつくし福祉会リアン東さくら」
実習先でもお世話になっています。

社会福祉学科生も、ボランティアとして学習支援に参加しています。

「社会福祉法人 ボ・ドーム大念仏」
卒業生が今年4月に就職しました!

廣瀬先生が室長をされているダイヤモンドルームは、大阪市の委託事業となる産前・産後支援事業を実施しています。出産前となる妊娠期の不安な時期からつながることで、母子への産後支援を確実に展開されています。

受講学生の振り返りからは、「子どもと母親の幸せな生活を支援する母子生活支援施設の役割が学べた」「現場では母子のニーズの把握や情報の提供だけでなく、産前産後の支援、アフターケアを含む地域支援、親子関係再構築にも焦点を当て、総合的なサポートを提供していることがわかった」「母子生活支援施設は虐待防止のため、子どもの最善の利益のために地域を基盤とした連携を大切に実践していることを知れた」

ソーシャルワーカーである社会福祉士は、「子どもと母親への支援だけでなく、母子の社会参加や、地域参加の促進のために何ができるのかを考え、母子の生活向上に向けて、ニーズの把握、新たな社会資源の開発も必要である。そのために視野を広げ、多角的な視点を身につけていくことが大切である」等が挙げられていました。

受講学生全員に、「思いがけない妊娠で悩むあなたへ」の相談カードも配布いただき、社会資源を身近に気づくことができました。
ダイヤモンドルーム室長 廣瀬みどり先生、実践に基づく貴重な講義をありがとうございました。

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