News
重要
2023.6.26
重要
ChatGPT等の生成系AIの利用について
大阪人間科学大学
学長 井上 博司
大学における学修は、学びの主体である学生の皆さんが、未知の課題に対して解決策を見つけることにあります。
生成系AIの作成した文章等を安易にレポート課題等に利用することは、学生の主体性や創造性を発揮する機会を失わせ、学びの深化を阻害することがあります。学生の皆さんは、生成系AIの利用にあたっては以下の点に留意してください。
・生成系AIが作成した文章等を、そのままレポート等の一部または全部に利用することは、不正行為とみなされることがあること。また、レポート等で使用した場合は、その旨を明記する必要があること。
・生成系AIが情報を収集する過程において、著作権を侵害している可能性があること。
・調べ学習等で利用する場合も、生成系AIの出力には嘘や誤りが含まれている可能性があることを理解し、正しい情報なのかどうかについて自身で確認する必要があること。
・個人情報や機密情報を生成系AIに入力すると、データベースに蓄積され、第三者の回答に利用される可能性があること。そのため、これらの情報が第三者に漏洩することがあること。
・各授業科目における生成系AIの利用については、担当教員の指示に従って適切に利用すること。
以上が現時点における生成系AI利用にかかる本学の考え方であり、国や関係機関の動きを踏まえ、引き続き本留意事項の見直しや検討を続けていきます。
【更新記事:24.10.18公開】▶大阪人間科学大学における生成AIの利活用について