メインビジュアル
トップ 出張講義

出張講義

出張講義について

本学では、高等学校での『出張講義』を実施しています。
本学教員が高等学校に伺い、大学での講義内容や各専門分野について分かり易くアレンジして講義をするもので、大学での講義とはどのようなものかを直接体験していただくことができます。
講義一覧は下記をご覧ください。 高校生の皆さんの学問への興味・関心を高めるとともに、受験校や学部・学科選定の一助としてご利用ください。

対象エリア

三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県

実施要領

  1. 「出張講義申込書(出張講義申込書[PDF]pdf)、(出張講義申込書[Word]word)」に必要事項をご記入いただき、FAX(06-6318-2030)にてお申し込みください。
  2. 講義担当者の調整を行い、ご連絡します。
    ※日数がかかる場合がありますのでご了承ください。
  3. 講義担当者が高等学校へ伺い、出張講義を実施いたします。
    ※出張講義にかかわる費用は本学が負担いたします。

申し込みに際して

出張講義は、原則として月曜日から金曜日とさせていただきます。
講義担当者のスケジュール調整のため、日程に余裕をもってお申し込みください。
講義担当者の都合により、ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

お問い合わせ・お申し込み

お問い合わせ・お申し込み先 入試広報センター
〒566-8501 大阪府摂津市正雀1-4-1
TEL 06-6318-2020(直通)
FAX 06-6318-2030
E-mail nyushi-ohs@kun.ohs.ac.jp

講義一覧

理学療法学科

講義No タイトル 内容
A1 理学療法士の仕事と学び 理学療法士は病院やクリニックなどの医療分野だけでなく、スポーツ分野や介護・福祉分野など、幅広い分野で活躍している医療専門職です。理学療法士になるための大学での勉強、学生生活、仕事の内容についてわかりやすく説明します。
A2 運動学入門
~ヒトの重心とバランス~
動作や運動の専門職である理学療法士にとって、「運動学」は重要な学問です。この講義では、2足歩行が可能なヒトにとって、重要な運動機能の一つであるバランス(姿勢の制御)について解説します。止まった姿勢や歩いているときなど、ヒトの重心とバランスの関係性についてわかりやすく説明します。
A3 生活環境を設計する理学療法士 身体に障がいや機能低下のある対象者が日常生活をより快適に過ごすには、身体の機能に合った生活環境を整えることが必要です。理学療法士は対象者自身の身体機能の回復を手助けするだけでなく、様々な方法を用いて生活環境を整えることにも大きな役割を果たしています。この講義ではどのような方法を用いて生活環境を整え、対象者の暮らしを快適にしているのかをわかりやすく説明します。

作業療法学科

講義No タイトル 内容
B1 生活での困りごとを支援・治療する作業療法士の仕事と魅力 ①作業療法士が実際にどのような仕事をするのか解説します。
②作業療法士の仕事の魅力ついて紹介します。
B2 こころとからだを支える作業療法士のキャリアデザイン ①作業療法士の仕事(役割・対象領域)について解説します。
②作業療法士のキャリアデザインを紹介をします。
B3 社会から求められるリハビリテーションの役割
~作業療法の理念を通して~
①社会的背景を踏まえたリハビリテーションの役割について解説します。
②作業療法士として必要な考え方を紹介して何ができるのかを一緒に考えていきます。

言語聴覚学科

講義No タイトル 内容
C1 コミュニケーションと脳 私たちが話をしたり、聞いたり、見たりすることができるのは、すべて脳の働きです。では、脳が損傷されるとどのような問題が生じるのでしょうか? 一緒に考えてみましょう
C2 言語聴覚士の仕事って何ですか? 言語聴覚士は言葉や飲み込み障害のある方のリハビリテーションを担当します。でも、言語聴覚士と聞いてもどんな仕事をしているのかピンとこないと思います。医療や福祉の世界で言語聴覚士が、どのような人たちに、どのように関わっているのか、具体的に事例を示しながら解説します。
C3 食べることの障害(嚥下障害)について 私たちは普段から何気なく食べ物を口にし、好きな食べ物を「美味しい」と感じて食べることができます。しかし、脳梗塞といった病気になることで、食べる能力が低下してしまうことがあります。本講座では、食べることの仕組みやどういった原因で食べることに障害が出るのかを一緒に食べる、飲むといったことを行いながら考えてみましょう。
C4 聴こえとコミュニケーション 言語聴覚士は聴覚、耳に詳しい専門家です。発音練習の前には患者さんの聴く力(聴力)を調べることから始めます。講義では耳の仕組みや働きについて解説します。また、ヒト同士または様々な媒体を通してコミュニケーションをとることにも聴覚は大きく関係しています。きこえとコミュニケーションとは何かを一緒に考えてみませんか。
C5 子どもの発達と脳の働き 赤ちゃんの頭の中は、配線工事中で、毎日少しずつ信号を送って工事を進めています。そんなある日、工事を妨害されるような問題が起ったり、あるいは、工事中に事故が起こることもあります。講義では、子どもの言葉の発達を阻害する原因について、具体的に解説します。
C6 ことばの仕組み ことばはどのような仕組みになっているのでしょうか。普段使っていることばをもう一度深く知ることで、毎日の暮らしの中での私たちのコミュニケーションがもっとよく見えてきます。さらに、そのことばを失うこととはどのようなことでしょうか。一緒に考えてみましょう。

心理学科

講義No タイトル 内容
D1 よりよい勉強方法を心理学の視点から考えてみよう 「より良い(テスト)勉強の仕方」や授業を楽しく受けるためのちょっとしたコツを心理学の視点から考えてみます。
D2 教える・伝える技術 教える力は、学校だけでなく家庭や企業や自治体で働いたり、日常生活を送ったりする上でとても必要な能力です。そもそも教えるってどんなことでしょうか、教え上手になるにはどんなことが必要か考えてみましょう。
D3 チームビルディング 職場や学校、日常生活などの多くの場面で、コミュニケーションやチームワークが必要とされます。スポーツのチームづくり(チームビルディング)のために用いられるさまざまなアクティビティを通して友人とのコミュニケーションを促進し、チームワークを高めてみましょう。
D4 人の行動をあやつる「思い込み」の心理的効果 心理学では、様々な視点からこころの解明を試みています。対人心理にかかわる実験的試みを通して、自分と他者のこころの状態を探り、自己・他者理解を深めましょう。
D5 集団がひとりに与える影響 家族の一員・学校のクラスの一員・職場の一員など、私たちは 様々な集団に所属しながら日々の生活を送っています。私たちの考えや行動は、所属している集団からどのような影響を受けているでしょうか?集団からの影響力について考えてみましょう。
D6 イライラしない秘訣 怒りっぽい性格だからイライラしたり怒りをぶつけたりするのではありません。イライラや怒りが出てしまうには違った心のメカニズムがあります。この心のメカニズムの不思議さと怒りをコントロールする秘訣を知れば、今よりもずっと日々が過ごしやすくなるでしょう。
D7 ほんまでっか心理学!心理学7つの誤解 テレビなどのメディアを通して心理学の話題を見たり聞いたりす ることが多くなりました。しかし、まだまだ心理学がどのような学問かはよく知られていません。心理学っていつごろ始まった?心理学を学べば相手の心が読める?カウンセラーって精神科医のこと??などなど、心理学の謎に答えていきます。
D8 ダイエットや禁煙が続かないのは、なぜ? 「三日坊主」どころか、私は「一日坊主」のこともよくあります。そんなとき、皆さんは「なんて意志が弱いんだ」とか、「いつも口ばっかりで全然実行が伴わない」などと、自分や周りの人を責めたりしませんか。継続できない本当の理由を知り、個人攻撃に陥ることなく、継続するための工夫を考えてみましょう。
D9 特別支援教育とは 2007年度より、従来の特殊教育に代わって特別支援教育が始 まっています。いずれも何らかの障がいのある園児・児童・生徒を対象とする教育のことです。何がどう変わったのかについて、分かりやすく説明します。
D10 “悩む”に秘められた力について考える 人間誰しも悩みや苦しみを抱えながら生きています。できればそんなもの体験しない方がいいのかもしれません。けれど、そのような苦しみも時には体験せざるを得ない場合があるように思います。この“悩む”ということについて皆さんといっしょに考えてみたいと思います。
D11 子どもの健全な発達・成長のために必要なこと 日本の児童福祉は国際的には後れをとっています。平成 28年に児童福祉法が改正され、社会問題となっている児童虐待、子どもの貧困に関し、新たな取り組みが始められています。「子どもの幸せ」という社会が取り組むべき課題に対して、一緒に考えてみませんか?
D12 カウンセリングと臨床心理学
―「公認心理師」の仕事とは ―
「公認心理師」とは、心理カウンセリング、心理検査などをする新しい資格です。国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的として国家資格になりました。授業では、実際の公認心理師の仕事を紹介して、臨床心理学について学ぶ体験をしていただきます。
D13 「思春期」って何? 高校生の皆さんが、思春期って何?って考えることはまずないと思います。でも、思春期をどう生きるかという点について、中学生や高校生の皆さんとおつきあいさせていただいてきた公認心理師としてお話しさせていだたきたいと思います。今後の皆さんのヒントにしていただければと思います。
D14 「わたし」について考える 自分について考えた時、例えば、長所がなかなか見つけられないということはありませんか?見方や視点を変えることで、気づ かなかった長所にも目を向けられるようになります。自分らしさを大切にしてよりよく暮らしていくためのヒントが心理学にはたくさんあります。
D15 「A型は真面目」は本当か?
ー血液型性格占いから考える心理学入門ー
大学で学ぶ心理学とはどのようなものでしょうか。高校までの勉強と大学での学びは何が違うのでしょうか。
身近な血液型性格占いから大学で心理学を学ぶ意味について考えます。
D16 「はたらく」と心理学 あなたが将来なりたい職業は何ですか?どんな仕事がしたいですか?そう、仕事はみなさんの将来に関係してくるものですね。そのような仕事について心理学がどう活用されているのか、一緒に学んでみましょう。
D17 みんなで楽しくフォークダンス
多様性とインクルージョンについて体験して学ぶ
どうすれば戦争のない世界にできるのか、異なる国・文化を理解するにはどうすれば良いのか。人類の普遍的な行動として歌や踊りがあります。世界には多様な音楽や踊りがあります。決まったパターンの振り付けを一緒に踊るフォークダンスはコミュニティへの帰属感や達成感を得られやすくセラピー効果も期待できます。としても誰でも踊れる簡単なフォークダンスをみんなで一緒に楽しみます。(ウクライナなど東欧の踊りを中心に)
D18 心理テストで自己分析をしよう。自分を知ろう 「本当の自分はどこにいるのだろう?」「自分のことをなぜ好きになれないのか?」「人間関係になぜ疲れるのか?」これらの問いに心理学がどのような知見を示しているのか少し紹介したいと思います。具体的には、まず心理テストをして自己分析をし、その後心理学の知見を概説します。

社会福祉学科

講義No タイトル 内容
E1 社会福祉士の資格と仕事、やりがいについて 人は生活していく上で、さまざまな困難に遭います。「社会福祉士」は、一人ひとりの人がその人らしい生活や人生が過ごせるよう、専門的な知識や技術をもって相談援助を行う社会福祉専門職です。その活躍の場は施設や相談機関だけでなく、病院や学校、刑務所など、年々広がっています。社会福祉士を中心とした資格制度と、さまざまな福祉の仕事について、わかりやすく紹介します。
E2 聞いておきたい、こころの病とケアチームの話 「家から出られません」「誰もいないのにずっと声が聞えます」「仕事中なのにお酒を飲んでしまいます」「ツレがうつになりました」…。私や、私の大切な人がこころの病に出会ったら、どうしたらいいの?精神疾患は誰もが罹る病気です。精神科治療のケアチームや精神科リハビリテーションについて、精神保健福祉士の立場から体験を交えて、わかりやすくお話しします。
E3 未来をひらく介護福祉士
―資格と仕事、その魅力―
超高齢社会の中、介護業界の成長は著しく、介護の仕事は将来的にも長く需要のある成長産業のひとつです。「介護の仕事は3K?」と言われてきましたが、 実は、一般的に思われている介護の仕事には大きな誤解があります。一日中「介護」をしているという​(身の回りの介助などの直接的な介護をしているという)​イメージが強いですが、実際はそうではありません。対象者に生活の豊かさを感じていただくために季節の行事やゲームなどの企画をはじめ、対象者の生活に寄り添う仕事をしています。仕事を通じて自分も成長できる介護​​の仕事の魅力をお伝えします。
E4 少子社会と子どもの福祉を考える 子どもの数が減少し、少子社会が進行しています。妊娠中に始まり「オギャー」と生まれた赤ちゃん時代から乳幼児・学童期・思春期・青年期へと子どもが育つ中で、どんな問題が起こるでしょうか?その時どう対処したらいいのでしょうか?どんな相談先があるのでしょう?改めて子どもの幸せを応援することについて考えましょう。
E5 障がい児・者の福祉 人は生涯において、病気やケガ、事故、加齢、災害、医療行為による事故の後遺症など「障害」をもたらす要因はさまざまですが、何らかのかたちで「障害」のある状態に遭遇することになります。また、現在の社会は10人中1人に何らかの障害がある社会でもあります。このような状況を踏まえながら、「障害」と障がいのある人の生活を考えたいと思います。
E6 やさしさのつなぎ方
~誰もが暮らしやすいまちをつくる~
私たちが住んでいる街には、子どもや高齢者、障がいのある人、海外にルーツをもつ人など、いろいろな人たちが暮らしています。でも、暮らしていく上で困ったことがたくさん起きています。どうやったら誰もが暮らしやすい街になるのか、一緒に考えてみましょう。
E7 医療ソーシャルワーカーの仕事
~病院の相談室から見えること~
私たちは病気やけがをすると、まず医師や看護師を頼りにしますよね。でも、患者さんや家族を支援する専門職は他にもたくさんいます。医療ソーシャルワーカーもその一つ。自分や大切な人がもし病気になったら…心配なこと、困ったことがいろいろあるでしょう。病気が人の生活とどのように関係しているか、実際の事例をもとに考えてみましょう。
E8 スクールソーシャルワーカーの仕事 「学校」はとても身近な所です。その学校が、誰もが安心して学ぶことができる環境になるように働きかけるのがスクールソーシャルワーカーの役割です。そんな、スクールソーシャルワークの考え方にふれてみましょう。
E9 高齢者福祉分野の仕事 福祉の仕事の中でも、高齢者福祉は身近なものの一つです。思い浮かぶのは老人ホーム? いえいえ、今日的には老人ホームだけではありません。また、老人ホームと言ってもさまざまな種別があります。社会福祉士が働く高齢者福祉分野についてお話しします。
E10 介護福祉士ってなに? 介護福祉士は子どもから大人まで、すべての人を専門的な知識や技術で支援する国が認めた資格(国家資格)です。介護ってなに?いったいどんな仕事をするの?どうすれば取得できるの?その魅力は?介護福祉士について、わかりやすく説明し疑問にも答えます。
E11 体の不思議
-介護に必要な医療的知識-
介護福祉士の専門性は、介護が必要な人への日常生活の支援です。介護が必要な人は、病気や障がいを持ち暮らしています。病気や障がいがあってもその人らしい暮らしを支援するには、老化に伴う体の変化や病気の理解が必要です。
2012年より介護福祉士も医師の指示の下、一部の医療的ケアが行われるようになりました。そのためにも様々な“からだのはたらき”を知ることが必要です。
E12 「口からたべる」ということ
~その人らしい生活を支える~
最近、“美味しい”と感じた食事は何でしたか?どこで?誰と食べましたか?食べることで心から幸せを感じることはありますか?いつまでも美味しく食べつづけるための食事支援について、最近の動向を踏まえて解説します。またこのほか、介護技術の演習や介護や福祉の話など、内容はご相談に応じます。
E13 認知症の人に私たちができること 認知症は高齢者になると誰がなってもおかしくない病気です。物を覚えられないなどできなくなることもありますが、サポートがあれば、その人らしく生活を送ることもできます。もし電車の中で認知症の人が困っていたらどうしたらいいの? スーパーでは? 駅で迷っていたら?
認知症の人に優しい街は、すべての人にとって優しい街。私たちができることを一緒に考えましょう。
E14 「立つ」ってどういうこと?どうしたら楽に立てるの? 普段何気なく行っていることが、骨折したり、障害を持ったり、高齢になると、いつも通りすることがむつかしくなります。「立つ」ことを例にあげて、体験してみましょう。 座った状態から立つためには、身体の動きを分析し、立ち上がるためにはポイントを抑えることが大事です。実際に、椅子から立ちがる動作を行い、身体の動きを学びます。そして「立ち上がる」ことがむつかしくなった人に、支援していく方法を体験し、「立ち上がりマスター」になりましょう。

医療福祉学科 視能訓練専攻

講義No タイトル 内容
F1 「目の不思議」 動いてないものが動いて見える。見えるはずのものが見えなくなる。まっすぐ動いているものが回って見える。そんな目の不思議を実際に体験しながら、立体感や遠近感の成り立ちを学んでみましょう。
F2 「眼はどうして2つあるの」
~両眼で見る大切さ~
眼球が2つある理由は、ケガや病気で片眼を失っても見ることができるだけではありません。右眼と左眼を同時に使う機能は「両眼視機能」と言って、日常生活において大変重要です。両眼を使って物を見るとはどのようなことか、実際に体験しながら楽しく学びます。
F3 大切な「子どもの眼の検査」 生まれてすぐのヒトの視覚は光がわかる程度です。そこから視覚が正しく発達しているかを知るために、小さな子どもや赤ちゃんにも、検査が必要なことがあります。子どもの眼の検査の種類やその必要性とともに、視能訓練士の担う役割を紹介します。
F4 「視能訓練士の仕事紹介と眼科検査」 視能訓練士のお仕事はどんなことをするのでしょう? 1日の仕事の流れや勤務形態など視能訓練士の実態についてお話しします。また、どんな検査を行っているのか業務についてお話しします。

子ども教育学科

講義No タイトル 内容
G1 やわらか頭のつくりかた
〜ものの見方・考え方〜
ガンコな人、頭の固い人になりたい!という人はいないはずです。できれば、どんな場面でも柔軟に対応できるような、やわらか頭になりたいものです。それでは、ガンコとやわらか頭の違いはどこにあるのでしょうか。本講義では、その秘密にせまります。
G2 心の育ちを科学するとは? 現在の日本における平均寿命はおおよそ80歳です。この80年間の間に、身長や体重、容姿、そして心も大きく変化していきます。では、赤ちゃんから大人へと変化していく過程の中で、我々の心はいったいどのように発達していくのでしょうか?本講では、こうした心の育ちに関する科学の世界(発達心理学)を紹介します。
G3 発達障がいって何だろう?―保育における子どもの心と行動の理解― 保育者にとって、発達障がいを理解することは、とても重要なことの一つです。発達障がいとはどのような障がいなのか、またどのような誤解を受けやすいのか、そしてそれら発達障がいを理解し、ともに社会で暮らして行くにはどうすればよいのか、などについてお話をします。
G4 仲間づくりを助けるアイスブレークの実際 人が集まった時、緊張をほぐして、お互いにコミュニケーションをとりやすい雰囲気をつくるアイスブレークの技法について、仲間づくりを助けるゲーム、クラス運営に役立つチームビルディングなど、体を動かし、協力しながら体験してみましょう。
G5 私もあなたもたくさんの力がある!自分のリソースを発見してみよう! 保育のなかで子どものいいところを発見し、伸ばしていくことは保育者の重要な役割のひとつです。人間の悪いところは言われなくても目に飛び込んできますが、いいところはほんの少しだけ意識をすることで、人間のたくさんの力を発見することができます。まずは、自分の力について、発見してみませんか?
G6 自分の中に3つの私? 自分で自分のことは、よく分かっているつもりだけど、なかなか分からないところもあって、「自分」って単純なようで複雑ですよね。対人援助を仕事とする保育者は、まず、自分で自分のことを理解することがとても重要です。この講義では、臨床心理学の視点からそんな「自分」のことを、皆さんとともに考えていきたいと思います。
G7 発見!あなたの中の「遊び力」!! 子どもたちの健やかな成長に「遊び」は欠かすことのできない要素です。でも、子どもに必要とされる遊びって、具体的にはどのようなものなのでしょうか?実際に様々な遊びを楽しみながら、保育者・教育者に必要とされる「遊び心」や「遊び力」とは何かを考えてみましょう。
G8 つくろう!子どものワンダーランド!! 誰にでも小さい頃にお気に入りの遊び場があったはず。でも、今ドキの子ども達って、一体どのようなところで遊んでいるのでしょう?自分たちが子どもだった頃の「遊び場マップ」づくりをとおして、子ども達を笑顔にする夢の「遊び場」づくりにチャレンジしてみましょう。
G9 “保育”って…おもしろい!? 子どもの世界は驚きと不思議に満ちています。あなたにもある“センス・オブ・ワンダー(神秘さや不思議さに目を見はる感性)”、子どもの世界に戻って一緒に体験してみましょう!
G10 子どもの「なぜ」に迫る!! 「先生なんてだいっきらい!!」…子どものこんな声聞いたことありませんか?子どもってかわいい!でも、かわいいだけでなく、子どもたちはいろいろと試行錯誤しながら生きています。子どもの謎に迫りながら、保育について一緒に考えてみませんか?
G11 さわって、遊んで、考えて!~子どものこころを取り戻そう!~ KAPLAを知っていますか??KAPLAは、遊んで楽しいことはもちろん!様々な秘密にあふれたフランス製のブロックです。KAPLAの秘密に迫りながら、子どもに戻って遊んでみましょう!!
G12 廃材を使った簡単な手作り玩具で遊んでみよう! 見方を少し変えてみるだけで、我々の身の回りには様々な素材が溢れていることに気付かされます。中でも牛乳パックは手作り玩具の素材の王様!少しのアイデアと工夫で楽しい玩具作りをしてみましょう!
G13 新聞紙を使ってとことん遊びこもう! 新聞紙は、遊びの材料として非常に優秀な素材と言えます。子どもの心を満たし、心身の成長に繋がる遊びには「創造力」や「集中力」が大切です。1つの素材でとことん「遊びこむ」体験をしてみましょう。
G14 光と影からうまれる物語 光と影は切っても切れない関係にあります。アイデアや工夫を加えて遊ぶことは、子どもの創造力を豊かにしてくれます。スマホを用いた簡単工作で、物語を豊かに紡ぎ出しながら、光と影の関係性に触れてみましょう。(※カーテンなどで暗くなる部屋が必要になります)
G15 子どものからだと遊びの関係って? 子どもはからだを動かして遊ぶことが大好き。からだを動かして遊ぶことは、子どもの成長にとって大きな意味があります。どんな意味があるのか、一緒に考えてみましょう。
G16 子どもの生活習慣って… 子どもにとって、食べることや寝ることは生きる上でとても大事なことです。他にもトイレに行ったり、服を着たり、手を洗ったりすることも生活する上で必要なことです。そのような、普段何気なくしている生活習慣ってどのように身についていくのか、幼少期を思い出しながら考えてみましょう。
G17 子どもの運動遊びってどんなの? 普段、子どもが遊んでいる「運動遊び」はとても楽しい活動です。でも、ずっと同じ活動にもなってしまいがち…少しの工夫で同じ運動遊びでも、色々な展開方法や育ちにつながっていきます。そのことについて、実際に体験してみましょう。(※実際にからだを動かすため、体育館等で行う必要があります)
G18 小学校の学級あそびや授業を体験しよう こども同士がつながり、協力したり温かい雰囲気をつくりだす”学級あそび”は、クラスの一体感を生み出します。また、こどもの興味・関心をひきだし、こどもの世界を広げていく”授業”は、ワクワクとなぜで溢れています。このような小学校での学級あそびや授業を体験しながら、小学校の先生という仕事について迫りましょう。
G19 タブレットをつかった遊びや表現を楽しもう みなさんの身近なものを題材にして、iPadで遊びます。しりとりをしたり、コマ撮りムービーを作ったり。ICTを使ったあそびを通して、身の回りにある新しい発見や表現の方法を学びましょう。
G20 書の世界を楽しもう-平仮名の美- ⽇本独⾃の⽂字である平仮名の線の美について演習を交えながら楽しく学びます。書道が不得意な⼈でも問題ありません。墨と筆が織りなす世界をいっしょに体験しましょう。
G21 8つの知能から探る自分の強み 「頭が良い」ってどんなことでしょう?テストで高得点が取れること?たくさん知識を持っていること?人間の脳には勉強や問題を解決する以外にもたくさんの能力=知能があります。知能に関する認識をアップデートして、自分の得意や強みを発見しましょう。
G22 紙コップの不思議を探る 紙コップにお湯を半分程入れてみます。しばらく机の上に置いてから、紙コップの場所を動かすと机の上に「くもり」ができます。これはなぜでしょう?身近なところに広がるサイエンスの世界を探究してみましょう。
G23 火起こしを科学する 照明、光源、暖房など日常生活に「火」は欠かせません。人間が火を自らの手で手に入れ、利用するまでには様々な試行錯誤があったと考えられます。実際に火をおこし,火がおきる条件を科学的な視点から探りましょう。みなさんは、先人の知恵にたどり着けるでしょうか。(※煙と小規模な火が生じます。屋外や風通しの良い、可燃物のない場所での実施となります。)
G24 紙と水のりの不思議 ノートにプリントを貼ろうとして、のりを塗ると凸凹してきれいに貼れない…という経験は誰もがあるはず。この凸凹ができる理由を実験をしながら、科学的に明らかにしましょう。
G25 ウメボシから真っ白な塩を取り出そう 市販の梅干しをみると「塩分」の表記があります。梅干しには塩が含まれているようです。実験で、梅干しから「真っ白な塩」を取り出してみましょう。簡単そう?実は奥が深いのです。(※ガスバーナーなどを使用できる理科室などでの実施となります。)