本日、第23回入学宣誓式が行われました。この式典は、新入生たちが大学生活における自分自身の責任と意義を誓い合う大切な儀式です。 今年は、新しく349名の学部生と10名の大学院生を、ともに学ぶ仲間としてお迎えしました。幸い天候にも恵まれ、式場前で咲きほこる桜をバックに保護者の方たちと記念撮影する風景を見ると、コロナ禍で失われていた日常が戻りつつあることを感じました。 私も、学園の建学の精神や歴史そして大学の教育理念や目的、学生が目指すべき価値観などについて話をさせていただきました。その後、新入生の代表が宣誓文を読み上げましたが、新しい生活に対する緊張と大きな期待が感じられ、我々教職員一同も学生の成長をしっかりとサポートしなければという決意を新たにした時間でした。 最後になりましたが、ご多忙の中ご臨席いただきました来賓の皆様、本当にありがとうございました。
本日、令和4年度の学位記授与式が行われ、学部卒業生350名、大学院修了生5名に学位記を授与させていただきました。 あいにくの雨でしたが、晴れ着姿の多くの学生で会場は華やかな雰囲気に溢れていました。 今年の学部卒業生は、2年次生からコロナ禍により、対面授業から遠隔授業へ切り替えられるなど学習面で大きな影響を受けました。また、構内への入構禁止措置などで課外活動や学友との交流も思うに任せず、ストレスを感じることも多かったのではと思います。 卒業生の皆さんは4月から新たなステージでの生活が始まりますが、コロナ禍だけでなく、様々な出来事が待ち受けています。本学での学びや経験を活かして、これからの人生を力強く進んでいただくことを祈念しています。
本日OHSホールにおいて、地域学術交流サロンが開催されました。今回のテーマは「コロナ禍で育つ子どもたち~遊ぶ、話す、手を使う、今だから大切にしたい子育てのヒント~」で、前半で言語聴覚学科の宮地講師、作業療法学科の辻教授のお二人からの講演があり、後半は参加いただいた方からの質疑に演者がお答えするというものでした。 講演では各種の調査において、コロナの影響で子どもにも大きな問題が数多く生じていることや実際の相談事例などを引きながら専門家の立場から学術的な知見も引用し解決のヒントを提示したりと、大変わかりやすい内容でした。 後半の質疑でも、子育てをしている保護者や子ども関連施設の職員の方などから、現に直面している問題等について質問が多く寄せられ、一つひとつの回答に熱心にメモを取りながら聞き入る様子がうかがえました。 演者を務めたお二人の先生、そして準備に尽力された教職員のみなさん本当にご苦労様でした。