- 想いやりをチカラへ導く物語 >
- 作業療法学科 木下 亮平 准教授
寄り添うだけでは
前に進めないと知った
落ち込んだ心に、どう向き合うか
作業療法士として働き始めた頃、リハビリテーションを拒否し、「もう人生が終わっている」と話す患者さまと向き合うことがありました。気持ちに寄り添い、「そうですね」と受け止めることも大切です。しかし、それだけでは前に進めない。どうすればもう一度人生の輝きを取り戻してくれるのか。先輩の助言を受けながら、声のかけ方や関わり方を模索する中で、やさしさだけでは支えきれない現実を知りました。患者さまの未来に向き合うための働きかけが必要だと気づいたのです。
経験を通して、人としても専門職としても育つ
学生には、教科書には載っていない現場のリアルや、自分自身の失敗も含めて伝えていきたいと思っています。その経験を通して、「自分ならどうするか」を考え続けてほしい。大学生活の中で多くの経験を重ね、五感で学びながら人間性を高めていくことが、専門職としての成長にもつながります。本学は教員との距離が近く、一人ひとりの目標に寄り添いながら支えてくれる環境があります。自分がどんな人になりたいのかを見つけるために、ぜひ一緒に一歩を踏み出してみませんか。