News

心理学科

2023.7.27
Topics

心理学科の学生2名が学術学会デビュー! ~心理学演習(ゼミ)の取組~

 6月24日(土)に日本繊維製品消費科学会の年次大会が開催されました。学部生が発表することのできる学術学会はまだ限られていますが、この学会には、一般・大学院生以外にも学部生対象の発表部門が設定されています。その中の心理、ファッション、色彩や消費者行動全般の領域で、今回心理学科の箱井ゼミ(社会心理学)所属のDさんとEさんの2名が研究の一部を私とともに連名で発表しました。

  • 発表論文集を持ってリハーサル。 はいポーズ!

 発表当日は、心理学科の合同研究室から学会の発表会場にZoom接続し、まず、Dさんが「化粧の違いによる印象の検討」というタイトルで調査・実験結果の発表をしました。

緊張しながら、Zoomで発表開始! ファイト!!

5番目にEさんが「マスクの色による印象について」というタイトルで調査結果を発表しました。
この発表会場前半最後の発表だったため少し落ち着いているようです。その調子で!



他大学の先生から2人に質問が・・・・
 他大学の先生からの質問に、2人とも連名発表の私に助けを求めることなく、自分たちで回答している状況をみて、非常に嬉しく思いました。
彼らにとって自分自身の「成長を実感」する機会となったことは確かでしょう。

初めての学術学会での口頭発表を終えた本人たちの感想は・・・

Dさん:コロナウイルス感染症流行の影響でオンライン開催になったものの、他大学の学生や教員の方と交流する機会は初めてだったのでとても緊張していました。大学に通う学生全員が経験できるものではないので、とてもいい経験になったと自負しています。自分が卒業論文で扱いたいテーマをここで発表できてとても光栄です。他大学の教員の方からの質問に答え、人前で自分が研究した成果を発表でき自信がつきました。

Eさん:今回、日本繊維製品消費科学会の学生発表の枠で参加させていただき、とても貴重な経験が出来たと思っております。他大学の学生がどういうものに興味を持ち、研究をしているのかを知ることが出来たと同時に、学問領域の異なる人からの意見も聞くことが出来ました。他の人の発表内容からも新たなヒントを得ることができ、幅広い視点から自分の研究を捉えて発展させていこうと思います。

  • 発表が終わり、ほっとしている「2人」と、それ以上にほっとしている「私」

学部生の間にアカデミックな学会で発表するという経験が、彼らの今後にもプラスにはたらくことを願っています。
 今回の学会発表の機器の準備等に大学事務の方々にもご協力いただきました。ありがとうございました。


文責 心理学科 箱井英寿

Category

Archives